完全房室ブロックを呈した心電図
房室解離(心房波と心室波の対応が認められない)を認め、QRS波は幅が広い補充調律である。
出典
1:
著者提供
洞機能不全症例によく観察される、反復する発作性心房細動とその停止時の一過性洞停止を示すモニター心電図波形
心房細動の停止後、洞停止(最大4秒)が出現している。
出典
1:
著者提供
洞性徐脈性不整脈、徐脈性心房細動、房室ブロック(第2~3度)の治療方針
徐脈性不整脈は、徐脈に伴う症状を有するものが治療の対象となる。また、可逆性の原因・誘因があればこれを除去する。可逆性の原因・誘因がない、あるいはそれらを除去しても有効でない場合、ペースメーカ植込みの適応を検討する。ここでペースメーカ植込みの適応がない場合には、薬物療法も検討される。
出典
1:
日本循環器学会他編:不整脈薬物治療に関するガイドライン(2009年改訂版)、https://www.j-circ.or.jp/old/guideline/pdf/JCS2018_kurita_nogami.pdf (2020年5月閲覧) 班長 児玉 逸雄 p36 図23 洞性徐脈性不整脈,徐脈性心房細動,房室ブロック (第2~3度)の治療方針
洞不全症候群のペースメーカ植込みの適応
ClassI:有益であるという根拠があり、適応であることが一般に同意されている
ClassIIa:有益であるという意見が多いもの
ClassIIb:有益であるという意見が少ないもの
参考文献
日本循環器学会/日本不整脈心電学会合同ガイドライン(URL:https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/07/JCS2018_kurita_nogami191120.pdf):不整脈非薬物治療ガイドライン(2018年改訂版)
徐脈性心房細動のペースメーカ植込みの適応
ClassI:有益であるという根拠があり、適応であることが一般に同意されている
ClassIIa:有益であるという意見が多いもの
参考文献
日本循環器学会/日本不整脈心電学会合同ガイドライン(URL:https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/07/JCS2018_kurita_nogami191120.pdf):不整脈非薬物治療ガイドライン(2018年改訂版)
房室ブロックのペースメーカ植込みの適応
ClassI:有益であるという根拠があり、適応であることが一般に同意されている
ClassIIa:有益であるという意見が多いもの
ClassIIb:有益であるという意見が少ないもの
参考文献
日本循環器学会/日本不整脈心電学会合同ガイドライン(URL:https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/07/JCS2018_kurita_nogami191120.pdf):不整脈非薬物治療ガイドライン(2018年改訂版)
2枝および3枝ブロックのペースメーカ植込みの適応
ClassI:有益であるという根拠があり、適応であることが一般に同意されている
ClassIIa:有益であるという意見が多いもの
ClassIIb:有益であるという意見が少ないもの
参考文献
日本循環器学会/日本不整脈心電学会合同ガイドライン(URL:https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/07/JCS2018_kurita_nogami191120.pdf):不整脈非薬物治療ガイドライン(2018年改訂版)
徐脈性不整脈に対する薬物治療について
ClassI:有益であるという根拠があり、適応であることが一般に同意されている
ClassIIa:有益であるという意見が多いもの
ClassIIb:有益であるという意見が少ないもの
参考文献
日本循環器学会(URL: https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/04/JCS2020_Ono.pdf):2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン
植込み型ループレコーダーの適応
ClassI:有益であるという根拠があり、適応であることが一般に同意されている
ClassIIa:有益であるという意見が多いもの
ClassIIb:有益であるという意見が少ないもの
参考文献
日本循環器学会/日本不整脈心電学会合同ガイドライン(URL:https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/07/JCS2018_kurita_nogami191120.pdf):不整脈非薬物治療ガイドライン(2018年改訂版)