半年前より月数回、少量の血痰を認める患者
a:胸部単純写真。右中下肺野に浸潤影。
b:胸部CT。右中葉に気管支壁の肥厚とその周囲に浸潤影。
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大量の喀血で救急受診となった患者
a:胸部単純写真。両側下肺野優位の浸潤影。
b:胸部CT。右中葉、左下葉に気管支の壁肥厚、拡張とその周囲のconsolidation。気管支内腔内に液面形成あり。
c:気管支鏡所見。挿管して気道確保後に気管支鏡検査を施行。気管分岐部を越えて大量の血液が気管内にも貯留。さらに出血は持続していた。
d:気管支造影。右中葉の出血領域の気管支動脈を塞栓。
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血痰・吐血の原因
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日本呼吸器学会 咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019作成委員会編:咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019, p.25 表4, 日本呼吸器学会, 2019.
血痰・それほど大量でない喀血の場合
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大量喀血の場合
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