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高血圧性脳症に伴うPRES(60歳男性)(自験例)

数日前から、腎結石による排尿障害あり。意識障害を起こし、倒れているところを発見され、救急搬送された。来院時血圧は160/90 mmHgと高値であったが、バルーンカテーテル挿入後、正常化した(残尿1 L)。来院時、FLAIR画像では、後頭葉白質を中心とする高信号を認め(a、b)、MRAでは両側後大脳動脈の血管攣縮(矢頭)とそれ以遠の血管陰影消失を認めたが(c)、症状軽快時には描出されていた(d)。
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脳幹部PRES(50歳男性)(自験例)

雷鳴頭痛とともに、眼のかすみ、左上肢の脱力感を認め受診。既往に、高血圧症、慢性腎不全あり。血圧は220/140 mmHgと高値で、血液検査ではBUN 74 mg/dL、CRTNN 5.3 mg/dLと腎機能障害あり。FLAIR画像水平断(a)および冠状断(b)では,比較的脳幹部に限局した高信号域を認めた。このような脳幹部に限局したPRESは腎機能障害患者にみられることが多い。
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子癇患者にみられたPRES(23歳女性)(自験例)

妊娠36週に異常高血圧220/120 mmHg、悪心・嘔吐、上腹部痛、全身浮腫を訴え、緊急入院。ニトロプルシドの点滴で血圧145/110 mmHgにコントロールされ、翌日帝王切開を施行された。しかし、出産後から複雑部分発作、意識障害が出現し、出産翌日には両眼視力低下を認めた。出産2日後の頭部MRI T2WI(a)では、両側後頭葉白質を中心とする高信号域を認め、出産5日後のcold-Xe CT(b)では、両側後頭葉の血流低下を認めた。約1カ月後、視力は改善したが、頭部MRIでは左後頭葉皮質にT2WI高信号域が残存した(c)。
 
参考文献:
  1. Yamaguchi, K., et al. Recovery of decreased local cerebral blood flow detected by the xenon/CT CBF method in a patient with eclampsia. The Keio journal of medicine 49 Suppl 1, A71-74 (2000).
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高血圧性脳症に伴うPRES(60歳男性)(自験例)

数日前から、腎結石による排尿障害あり。意識障害を起こし、倒れているところを発見され、救急搬送された。来院時血圧は160/90 mmHgと高値であったが、バルーンカテーテル挿入後、正常化した(残尿1 L)。来院時、FLAIR画像では、後頭葉白質を中心とする高信号を認め(a、b)、MRAでは両側後大脳動脈の血管攣縮(矢頭)とそれ以遠の血管陰影消失を認めたが(c)、症状軽快時には描出されていた(d)。
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