エプワース眠気尺度(ESS)
日常生活において経験する過度の眠気を評価するツール。
総合得点は0~24点で、11点以上で過度の眠気の存在を示す。
出典
1:
Mason: Murray and Nadel's Textbook of Respiratory Medicine, 5th ed. p.1884, Copyright © 2010 Saunders, An Imprint of Elsevier
OSAS患者の典型的なPSG記録
airflowが消失するが、呼吸努力は存在し、SpO
2
の低下がみられる。Channel1~4:脳波図、Channel6,7:左右の眼電図、Channel8:顎部の筋電図、Channel9:心電図
出典
1:
Robert B. Daroff, Gerald M. Fenichel, Joseph Jankovic, and John C. Mazziotta:Bradley’s Neurology in Clinical Practice , Sixth Edition.Chapter 68, 1634-1702.e4,Fig. 68.23,Saunders,2012
日中の眠気の鑑別アルゴリズム
①OSASが疫学的に多いため、まずこれについて検討する。
②眠気の原因となる薬剤の内服歴を確認する。
③眠気の原因となる身体的な疾患や精神疾患の既往や症状を確認する。
④OSASの疑いがあれば、PSGまたは簡易モニターを施行する。
⑤PSGからOSASが否定的となった場合
再度詳細な問診とPSGの解釈が必要→専門医へ。
④OSASの可能性が低いと考えられる場合
詳細な問診をとり、専門医にPSGを依頼する。
出典
1:
著者提供