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老人性眼瞼下垂

日常診察で最も多くみられる種類の眼瞼下垂である。見えにくいだけでなく、顔貌の変化や疲労感を主訴にして来院する。手術治療で軽快する。
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先天性眼瞼下垂 成人例

生来、眼は細かった。この年齢まで無治療で経過したが、加齢性変化が重なって耐えられなくなって治療を希望した。levator functionはほとんど認められず、重症筋無力症などとの鑑別は所見だけでは困難である。ただし問診にてすぐに鑑別できる。[ID0226]
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先天性眼瞼下垂 小児例

片眼性が多い。下垂している側は重瞼線を欠く。下方視にて、むしろ患側が開大している。[ID0226]
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眼瞼縁角膜反射間距離(margin reflex distance、MRD)の測定

角膜反射から上下瞼縁までの距離を測り、上下左右の眼瞼の相対的な位置を判断する。
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挙筋機能(levator function)測定

上方視時と下方視時で、上眼瞼縁の可動域を測定する。
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上下斜視の検出

高齢者ではしばしば上下斜視の症例が認められる。下斜視になっている側の眼瞼は下がるので、一見眼瞼下垂に見えることがある。片眼ずつを遮蔽して上下斜視の有無を確認する必要がある。
写真では、左固視の際に右が下垂してみえる。
a:右固視
b:左固視
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画像診断

眼瞼下垂を認めた際、眼球突出や眼球の下方変位を伴う場合は画像診断を行う。
症例は、眼瞼下垂の原因がCTで前頭洞の蓄膿であると判明した一例。
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瞼裂狭小症候群

両眼の眼瞼下垂、瞼裂狭小、逆内眼角贅皮、内眼角間開大を4徴とする先天性下垂の一種である。特徴的な顔貌を呈する。
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偽下垂 皮膚弛緩症

一見して眼瞼下垂に見えるが、皮膚を挙上すると瞼縁は正常の位置に持ち上がっている。皮膚切除で治癒する。重瞼線のない厚ぼったい眼瞼の高齢者に多い。
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偽下垂 顔面神経麻痺

眉毛と上眼瞼の皮膚が下垂する。そのため一見して眼瞼下垂に見えるが、瞼縁は十分挙上されている。患者は重量感を訴える。
下眼瞼の下方偏位により閉瞼不全を呈して角膜傷害を起こすことがある。
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動眼神経麻痺

眼瞼は下垂し、眼位は外転位固定となり、眼球運動はほとんど認められない。
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重症筋無力症

挙筋機能がほとんど認められない。問診上、後天性と考えられたら、抗アセチルコリンレセプター抗体値を計測する。
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眉毛下皮膚固定検査

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眼瞼下垂診断フローチャート

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