広角眼底撮影像
赤、緑のレーザー光で眼底を走査する装置で、無散瞳で超広角(約200°)の撮影ができる。耳上側に網膜裂孔とその周囲の網膜剝離を認める。赤でかこった範囲は、通常の眼底カメラの撮影範囲。
a: 右眼には耳上側に網膜裂孔とその周囲の網膜剝離を認める(赤矢印)。裂孔形成に伴い生じた硝子体出血が黒い混濁として認められる(黄矢印)。
b: 左眼には耳下側に以前生じた網膜裂孔とその周囲のレーザー光凝固瘢痕が認められる(赤矢印)。後部硝子体剝離に伴う硝子体混濁があり(黄矢印)、飛蚊症の原因になる。
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後部硝子体剝離に伴うWeiss環
眼底写真の焦点を前方に合わせると、視神経乳頭前方に環状の半透明な膜組織が観察される。後部硝子体剝離に伴い、視神経乳頭のまわりの濃い硝子体線維の部分が硝子体腔に浮遊した状態。網膜裂孔が生じていない場合は経過観察。
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飛蚊症 問診からの紹介のタイミング
紹介のタイミングはやや早めだが、眼科医以外が問診から考え紹介する場合を想定している。
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