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脳静脈血栓症

概要・推奨

  1. 脳静脈血栓症は脳梗塞と似て非なる症候を呈する。①進行性に増悪すること②症候の動揺③頭蓋内圧亢進症候やけいれんを伴うことが多いこと④両側性病変に伴う症候が多いこと――などであるため、このような特徴を持つ頭痛は積極的に脳静脈血栓症を検査することが推奨される(推奨度2)
  1. 脳静脈血栓症はCTやMRIにて診断を行う。特に、MRIのT2*強調画像Susceptibility-Weighted ImageSWIとMRV(magnetic resonance venography)、あるいはCTV(CT venography)でまず診断を行い、必要に応じて脳血管造影を行うことが推奨される(推奨度1)
  1. 頭痛のみあるいは持続時間の長い症例を除いて、脳静脈血栓症の疑いのある患者では神経画像診断の前に
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