膵・胆管合流異常(先天性胆道拡張症を含む) :トップ    
監修: 田妻進 広島大学病院 総合内科・総合診療科
神澤輝実 都立駒込病院 内科

概要

疾患のポイント:
  1. 膵・胆管合流異常とは、胆管と膵管が十二指腸壁外で合流する先天性の形成異常であり、総胆管が拡張する先天性胆道拡張症(総胆管嚢腫)と胆管非拡張型膵・胆管合流異常とに分かれる。
  1. その病態は、共通管が長くOddi括約筋作用が膵胆管合流部に及ばないために膵液と胆汁の相互逆流が起こることである。
  1. 先天性胆道拡張症は、広義には胆管のさまざまな部位に種々の程度の拡張を呈する胆管の先天性の形成異常で、戸谷分類では5型に分類される(<図表>)。しかし現在は、総胆管を含む肝外胆管が限局性に拡張し、膵・胆管合流異常を伴う先天性の形成異常を指すことが多い。
  1. 膵・胆管合流異常の病態:<図表>
  1. 先天性胆道拡張症の戸谷分類:<図表>
 
診断: >詳細情報 
  1. 膵・胆管合流異常の診断基準2013によって診断する。(膵・胆管合流異常の診断基準:<図表>
  1. 先天性胆道拡張症の診断アルゴリズム:アルゴリズム

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

膵・胆管合流異常の診断に有用な検査オーダー例
  1. 膵・胆管合流異常の診断には、異常に長い共通管を証明する必要がある。
○ 症状、検査所見に基づき、下記の検査を逐次考慮する。

追加情報ページへのリンク

  • 膵・胆管合流異常(先天性胆道拡張症を含む)に関する詳細情報
  • 膵・胆管合流異常(先天性胆道拡張症を含む)に関する評価・治療例(詳細) (1件)
  • 膵・胆管合流異常(先天性胆道拡張症を含む)に関するエビデンス・解説 (15件)
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

先天性胆道拡張症の診断のアルゴリズム
胆管非拡張型膵・胆管合流異常の診断のアルゴリズム
膵・胆管合流異常の病態
先天性胆道拡張症の戸谷分類
膵・胆管合流異常の診断基準
先天性胆道拡張症の診断基準 2015
胆管拡張の年齢別参考値
先天性胆道拡張症のMRCP像
先天性胆道拡張症と3D-DIC-CT像
著者校正/監修レビュー済
2018/02/28


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