太田母斑 :トップ    
監修: 戸倉 新樹 浜松医科大学医学部附属病院 皮膚科
渡辺晋一 帝京大学 医学科皮膚科学講座

概要

疾患のポイント:
  1. 太田母斑とは、顔面に生ずる青あざのことで、真皮にメラノサイトが存在することによって褐色~青色調にみえる色素病変であり、自然に消えることはない。
  1. アジア人に多くみられ、わが国では0.4~1.1%存在するといわれているが、成人発症の太田母斑類似の色素斑を含めるとかなり頻度は高い。
 
診断: >詳細情報 
  1. 診察により診断する。
  1. 皮疹の分布は三叉神経の第1、2枝領域に一致する額、眼瞼、頬部に多い。色調は基本的には灰青色で、これに褐色調の色が加わる。<図表><図表>
  1. 小児から思春期頃に発症するほぼ両頬部に限局する点状のソバカス様の色素斑(<図表>)は太田母斑(パラパラ型太田母斑:symmetrical type of nevus of Ota)である。
  1. 成人後に発症する太田母斑(<図表><図表><図表><図表><図表>)(“後天性両側性太田母斑様色素斑”)は肝斑と紛らわしいが、境界がやや不鮮明で、灰紫色調を帯びる。目の下の隈(<図表>)、眼の周りが黒ずんでいる(<…

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

青色調が目立つ太田母斑
青色調と褐色調の色素斑がみられる太田母斑
太田母斑患者にみられた眼球メラノーシス
太田母斑患者にみられた口蓋メラノーシス
後天性両側性太田母斑様色素斑(堀母斑)
symmetrical type of nevus of Ota(パラパラ型太田母斑)
後天性両側性太田母斑様色素斑(堀母斑)またはsymmetrical type of nevus of Ota(パラパラ型太田母斑)
肝斑
infraorbital ring-shaped melanosis(目の下の隈)または後天性両側性太田母斑様色素斑
色素性皮膚病変の治療に有効なQスイッチレーザーの比較
著者校正/監修レビュー済
2016/04/01


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