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つつが虫病

著者: 山藤栄一郎 長崎大学熱帯医学研究所 臨床感染症学分野

監修: 山本舜悟 京都市立病院 感染症科/京都大学 医療疫学(非常勤講師) 

著者校正済:2020/02/27
現在監修レビュー中


概要・推奨  

  1. 妊婦のつつが虫病患者にはアジスロマイシンの使用が推奨される(推奨度1R
  1. 小児のつつが虫病患者にはドキシサイクリンの使用が推奨される(推奨度1
  1. リファンピシンはドキシサイクリンより有熱期間を短縮する可能性があるが、わが国では耐性菌の問題はないため併用は推奨されない(推奨度3R
  1. 軽症つつが虫病感染患者でドキシサイクリンやテトラサイクリンが使用できない場合、アジスロマイシンは代替薬となる。ニューキノロンは勧められない(推奨度3C
  1. 臨床的につつが虫病感染を疑った時点でエンピリカルに抗菌薬投与を開始することが強く推奨される(推奨度1o
  1. 軽症であれば、治療期間は7日間で終えることが推奨される(推奨度2R
  1. 全血や痂皮PCRも迅速な診断に寄与する。必要に応じて検査として考慮する(推奨度2)
  1. コマーシャルベースの検査では抗体上昇しないことがあり、注意が必要である。できる限り、標準三株(Kato, Karp, Gilliam)に加え、Irie/KawasakiやHirano/Kuroki、Shimokoshiといった国内の株を用いることが推奨される(推奨度2)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、成人における症状・診断、小児への治療などを加筆した。


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