今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 吉澤孝浩 東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科

著者: 岸一馬 東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科

監修: 高橋和久 順天堂大学大学院

著者校正済:2025/04/23
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
  1. 日本肺癌学会:肺癌診療ガイドライン―悪性胸膜中皮腫・胸腺腫瘍含む 2024年版
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 『肺癌診療ガイドライン2024年版』の発刊に伴い、以下について加筆・修正を行った。
  1. TNM分類第9版の表を追加した。
  1. ドライバー遺伝子変異/転座陽性例の治療について、EGFR、MET、HER2遺伝子変異、ALK、ROS1融合遺伝子陽性の治療についてエビデンスレベルの変更や新薬の追加を行った。
  1. ドライバー遺伝子変異/転座陰性の1次治療について、ONO‒4538‒52/TASUKI52試験の結果を追記した。
  1. 緩和ケアの項目に、悪液質を呈する切除不能・進行非小細胞肺癌患者に選択的グレリン受容体刺激薬投与が弱く推奨された。
 

概要・推奨   

  1. 肺癌を疑う場合は迅速な画像検索と病理検体の確保に努め、適切なStagingを行う。
  1. Stagingの後、癌の組織型や遺伝子異常、患者の基礎疾患、全身状態に患者の希望を踏まえて分子標的薬、免疫療法ならびに化学療法を決定する。
  1. 肺癌領域は日進月歩であり、常に最新の情報・ガイドラインにアクセスする習慣をつける。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
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(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
吉澤孝浩 : 特に申告事項無し[2025年]
岸一馬 : 未申告[2024年]
監修:高橋和久 : 講演料(アストラゼネカ(株),中外製薬(株)),研究費・助成金など(小野薬品工業(株),中外製薬(株)),奨学(奨励)寄付など(杏林製薬(株))[2025年]

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