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非小細胞肺癌(進行期)

著者: 丹澤盛 帝京大学医学部 内科学講座腫瘍内科

著者: 関順彦 帝京大学医学部 内科学講座腫瘍内科

監修: 高橋和久 順天堂大学大学院

著者校正/監修レビュー済:2019/10/26
参考ガイドライン:
日本肺癌学会:肺癌診療ガイドライン 2018年版

概要・推奨  

薬剤承認情報:
2019年9月20日  テセントリク点滴静注1200mg (アテゾリズマブ(遺伝子組換え) 抗悪性腫瘍剤/抗PD-L1 ヒト化モノクローナル抗体)
 
  1. 肺癌診療を行う上では、非小細胞癌(Non-Small Cell Lung Cancer: NSCLC)と小細胞肺癌(Small Cell Lung Cancer: SCLC)に分けて治療計画および予後推測を行う。
  1. NSCLCでは、さらに組織型別(扁平上皮癌、非扁平上皮癌)に治療戦略を立てる。
  1. 非扁平上皮癌では、EGFR遺伝子変異、ALK遺伝子転座、ROS1遺伝子転座、BRAF遺伝子変異といったドライバー変異の有無を確認し、陽性であれば、一次治療として該当するチロシンキナーゼ阻害剤を検討する。
  1. 非扁平上皮癌/扁平上皮癌ともにPD-L1発現割合を検査し、PD-L1≧50%なら免疫チェックポイント阻害剤(immuno-check-point inhibitor:ICI)単剤、あるいはICIと化学療法の併用療法を検討する。PD-L1<50%ならICIと化学療法の併用、あるいは化学療法を検討する。
  1. 病理検査で低分化癌と診断され、扁平上皮癌か非扁平上皮癌かの判別が困難でも、ドライバー変異の有無は治療薬を選択する一助となる。
  1. 少ない検体量で効率よく遺伝子検索を行い、該当薬剤を患者に届けることがより一層重要となってきた。
  1. 非小細胞肺癌の1次治療アルゴリズム:図<図表>
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)


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