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槌指変形

著者: 山中一良 済生会神奈川県病院 整形外科

監修: 落合直之 キッコーマン総合病院外科系センター

著者校正/監修レビュー済:2016/09/02

概要・推奨  

疾患のポイント:
  1. 槌指変形とは、指の遠位指節間関節(DIP関節)が屈曲したまま、自動伸展ができなくなった状態である。
  1. 球技などのスポーツや日常生活動作で指を衝撃的にぶつけたときに発症することが多い。中高齢者では、ズボンを引き上げる、指を引っかけるなど軽微な動作で腱性槌指を発症することがある。
 
診断: >詳細情報 
  1. 特徴的なDIP関節の屈曲変形があり、自動伸展が不能であった場合、槌指変形と診断できる。
  1. X線写真により、腱性槌指と骨性槌指の鑑別をする。
  1. また、末節骨骨幹部骨折や小児の末節骨骨端離解もDIP関節の屈曲変形を呈することがあるが、X線撮影により鑑別が可能である。<図表><図表>
  1. 腱性槌指と骨性槌指:<図表>
  1. 腱性槌指と骨性槌指のX線写真:<図表>
  1. 槌指変形のX線写真の見方: 解説 
  1. 鑑別疾患:末節骨骨幹部骨折:<図表>
  1. 鑑別疾患:末節骨骨端離解:<図表>
 
重症度・予後:槌指変形を放置した場合、スワン・ネック変形(…
検査・処方例
※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

診断のための評価例
  1. すべての患者にDIP関節単純X線撮影を行う。
○ 受傷機転より本症を疑ったら、DIP関節の正確な2方向撮影を行う。

薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)


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