居宅虐待への対応(在宅医療) :トップ    
監修: 和田忠志 いらはら診療所 在宅医療部
和田忠志 いらはら診療所 在宅医療部

概要

ポイント
  1. 高齢者虐待に関して、わが国で通常使用される概念は、①身体的虐待(physical abuse)、②心理的虐待(psychological abuse)、③性的虐待(sexual abuse)、④介護等放棄(neglect)、⑤経済的虐待(financial abuse)である。
  1. これらは高齢者虐待防止法(正式名称「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(平成17年11月9日法律第124号)に記載されている。最近では、加えて、セルフネグレクト(self-neglect)も虐待に含めて考えることが多い。 解説 
  1. 虐待事例では、被害者の救済も重要であるが、「加害者を含めた家庭全体の生活支援」がきわめて重要である。
  1. 身体的虐待や介護等放棄、セルフネグレクトは生命に関わり得る点で重要な虐待だが、支援者からみえやすく、その意味では対応がしやすい。一方、経済的虐待は支援者からみえにくい。
  1. 在宅医療は本人のみならず家族に関わる医療である。家族は高齢者や障害者の最大の擁護者でもあり、一方では、残念ながら、最大の虐待者でもある。 解説 

明確な家庭内虐待に遭遇したときに行うべきこと: >詳細情報 
  1. 地域包括支援センターへの通報・相談する。事例によって、「見守り」「分離」などを検討する。
  1. 明確な家庭内虐待に遭遇したとき:<図表>
 
経済的虐待が解決困難なとき: >詳細情報 
  1. 地域包括支援センターおよび市役所担当者と後見制度活用を進める。医師が診断書を記載し、後見人を付する判断を家庭裁判所で行う手続きを実施する。

被害者の加害者からの分離を行うとき: >詳細情報&nbs…

追加情報ページへのリンク

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  • 居宅虐待への対応(在宅医療)に関するエビデンス・解説 (12件)
  • 居宅虐待への対応(在宅医療)に関する画像 (8件)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

家庭内の心理的軋轢が存在すると認識したとき
明確な家庭内虐待に遭遇したとき
経済的虐待が解決困難なとき
セルフネグレクト事例に対応するとき
「見守り」を行うとき
分離を行うとき
二次分離の必要性の判断と対応
明確な施設内虐待に遭遇したときに行うべきこと
著者校正/監修レビュー済
2017/01/20


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