独居患者の看取り :トップ    
監修: 和田忠志 いらはら診療所 在宅医療部
小笠原文雄 医療法人 聖徳会 小笠原内科

概要

  1. 人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン
の発表に伴い、現在アップデート中
 
ポイント:
  1. 社会環境の変化・家族形態の多様化により独居の比率が増加している。独居の看取りは、今後の超高齢化社会を救うことになる。
  1. 負け犬と呼ばれる生涯独身者が増えている現在、気ままな一人暮らしを続けてきた人が、最期の療養の場を病院でなく今まで過ごした自宅を希望することは当然のことであると思われる。
 
独居の看取りのためのケアシステム、スキル:
  1. がん・非がんにかかわらず、終末期となった場合、在宅緩和ケアとなる。予後予測、時期、症状に合わせたスキルが必要となってくる。
  1. 独居の看取りのためのケアシステム、スキルが必要である。
  1. 在宅緩和ケアを行うにあたり、疼痛緩和は欠かせない。
  1. 看取りまでの過程で起きる身体的、精神的、社会的、スピリチュアルな疼痛緩和を行う。特に身体的な苦痛は医師の役割が大きい。
  1. 地域、環境、経済状況により、個別性に合ったケアプランを立てなければならない。すなわち、医療と介護が協働し合い、必要なケアをタイムリーに与えることが重要である。
 
在宅ホスピス緩和ケアチーム:
  1. 在宅ホスピス緩和ケアチームは、患者の希望や地域の環境によりその都度、構成されるが、在宅療養、ホスピスケアの主役である看護師と医師が最低限のチーム構成員である。
  1. 独居の看取りは本人が在宅看取りを希望すること、遠方の家族もその意思を尊重すること、その意思をケアに関わる者全員が理解することが大切である。なお、在宅開始時には、緩和ケア病棟などの入院予約をしていても、途中で入院希望の意思が変更することもある。また、患者の希望、信頼関係によって生き抜くための夜間セデーションを選択する。
  1. 看取りにあたっては、多職種によるチームアプローチが必要である。チーム内でケアの方針の一致や情報の共有を行うためには、トータルヘルスプランナー(THP)をキーパーソンにするとよい。
  1. 在宅ホスピス緩和ケアの場合、予後予測をし、状態の変化時に対…

追加情報ページへのリンク

薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

準備期(入院している場合)
開始時①
開始時②
安定期(開始期と同じ)
終末期
臨死期、死亡
THPのケアシステム(医療・看護・介護・福祉・保健)
がん在宅看取りの難易度分類
がんの在宅看取りの難易度分類と在宅看取り率
お別れの日にむけて
著者校正/監修レビュー済
2016/06/10


詳細ナビ