高齢者虐待 :トップ    
監修: 林寛之 福井大学医学部附属病院
山中俊祐 福井大学医学部附属病院 救急部

概要

ポイント:
  1. 高齢者虐待とは「養護者や養介護施設の従事者による65歳以上の者に対する虐待」であり、以下の5つからなる。
  1. 身体的虐待: >詳細情報 
  1. ネグレクト(著しい減食・放置、養護者以外の同居人による虐待行為の放置を含む): >詳細情報 
  1. 心理的虐待: >詳細情報 
  1. 性的虐待
  1. 経済的虐待(親族らによる高齢者の財産を不当に処分し、財産上の利益を得ること): >詳細情報 
  1. 潜在的な有病率が4~10%程度とされる一般的な疾患であると認識すべきである。その中で市町村への通報まで至るものは非常に限られた数でしかない。
  1. 平成24年度から25年度にかけては家族などの養護者による虐待が3.5%増(15,202件→15,731件)、養介護施設従事者などによる虐待が42.6%増(155件→221件)と増加し、これらの傾向は今後も続くと思われる。
 
虐待される高齢者の特徴: >詳細情報 
  1. 75歳以上、女性、認知症、うつ、精神病、アルコール中毒、要介護3以上などは高齢者虐待のリスクであり、これらの患者を診察する際には、虐待の可能性を評価する必要がある。

高齢者虐待のスクリーニング: >詳細情報 
  1. 高齢者虐待のスクリーニングのツールとして、EASI(Elder abuse suspicion index:感度47%特異度78%)があり、感度は十分でないが、一定の有用性がある。
  1. 高齢者虐待のスクリーニング: >詳細情報 
 
虐待する人物、場所の特徴: …

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

指で握りしめた痕がついた打撲痕(Fingertip-patterned bruising)
耳介部の打撲痕
老人性紫斑病
タバコを押し付けられたことによる火傷
ワイヤーによる圧痕
高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律
著者校正/監修レビュー済
2016/04/22