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図表
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- 効果と忍容性を総合した抗躁薬の順位づけ
- リチウムの再発予防効果が働きやすい因子
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- 臨床および安全性のアウトカム
- リチウムとバルプロ酸のコホート研究
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- 最近のガイドラインにおける維持期の薬物療...
- 関連する臨床レビュー
著者: 寺尾 岳 大分大学
監修:
著者校正済:2021/02/03現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
- Canadian Network for Mood and Anxiety Treatments (CANMAT:カナダ気分障害不安障害治療ネットワーク) and International Society for Bipolar Disorders (ISBD:国際双極性障害学会) : Yatham LN, et al. Canadian Network for Mood and Anxiety Treatments (CANMAT) and International Society for Bipolar Disorders (ISBD) 2018 guidelines for the management of patients with bipolar disorder. Bipolar Disord. 2018 Mar;20(2):97-170.
- International College of Neuro-Psychopharmacology(CINP:国際神経精神薬理学会):Fountoulakis KN, et al. The International College of Neuro-Psychopharmacology (CINP) Treatment Guidelines for Bipolar Disorder in Adults (CINP-BD-2017), Part 3: The Clinical Guidelines. Int J Neuropsychopharmacol. 2017 Feb 1;20(2):180-195.
薬剤承認情報:
2020年3月25日 ラツーダ 錠(ルラシドン塩酸塩)抗精神病薬/双極性障害のうつ症状治療薬
2020年3月25日 ラツーダ 錠(ルラシドン塩酸塩)抗精神病薬/双極性障害のうつ症状治療薬
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概要・推奨
- 双極性障害の発症は10歳代後半が最も多い。
- 双極性障害はうつ病の時期が長い。
- 再発回数が10回を超える患者には、リチウムは抗躁効果を発揮しにくい(推奨度2)。
- 躁病に対し、オランザピンなど抗精神病薬は即効性があり、リチウムは遅効性である(推奨度1)。
- 再発パターンが躁病エピソード→うつ病エピソード→正常気分へ移行する(MDI)患者や発症年齢の高い患者はリチウムの予防効果が発揮されやすい(推奨度2)。
- 再発パターンがうつ病エピソード→躁病エピソード→正常気分へ移行する(DMI)患者や連続して気分変動があり正常気分のない(CC)患者や過去の入院回数の多い患者は、リチウムの予防効果が効きにくい(推奨度2)。
- バルプロ酸はリチウムやリチウムとバルプロ酸併用よりも予防効果が劣る(推奨度2)。
- バルプロ酸はリチウムよりも予防効果が劣る(推奨度2)。
- ラモトリギンは、うつ病エピソードの再発を抑える作用がリチウムよりも強い(推奨度2)。
- 双極性障害の一部は認知症へ移行する。
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- 双極性障害の発症は10歳代後半が最も多い。
- 双極性障害はうつ病の時期が長い。
- 再発回数が10回を超える患者には、リチウムは抗躁効果を発揮しにくい(推奨度2)。
- 躁病に対し、オランザピンなど抗精神病薬は即効性があり、リチウムは遅効性である(推奨度1)。
- 再発パターンが躁病エピソード→うつ病エピソード→正常気分へ移行する(MDI)患者や発症年齢の高い患者はリチウムの予防効果が発揮されやすい(推奨度2)。
- 再発パターンがうつ病エピソード→躁病エピソード→正常気分へ移行する(DMI)患者や連続して気分変動があり正常気分のない(CC)患者や過去の入院回数の多い患者は、リチウムの予防効果が効きにくい(推奨度2)。
- バルプロ酸はリチウムやリチウムとバルプロ酸併用よりも予防効果が劣る(推奨度2)。
- バルプロ酸はリチウムよりも予防効果が劣る(推奨度2)。
- ラモトリギンは、うつ病エピソードの再発を抑える作用がリチウムよりも強い(推奨度2)。
- 双極性障害の一部は認知症へ移行する。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
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すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
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