労作性胸痛

著者: 門前幸志郎 医療法人社団鶴亀会 新宿つるかめクリニック

監修: 今井靖 自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門・内科学講座循環器内科学部門

著者校正済:2020/10/07
現在監修レビュー中

参考ガイドライン:
  1. 日本循環器学会:慢性冠動脈疾患診断ガイドライン(2018年改訂版)

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概要・推奨  

  1. 労作性胸痛を認める場合、まずは急性冠症候群、心不全などの緊急性が高く、入院が必要な疾患を見逃さないように評価を進める。
  1. 循環器疾患の他、気胸などの肺疾患、胃食道逆流症などの消化器疾患、肋骨骨折などの整形外科的疾患、胸膜炎、肋間神経痛、不安神経症などを鑑別していく。
  1. 労作性の有無に関わらない胸痛の場合は、胸痛も参照。
  1. 労作性胸痛の場合、まず最初に12誘導心電図、胸部X線検査を行うことが推奨される。
  1. 受診時に胸痛を認める場合、特に急性冠症候群の鑑別診断が必要な患者には、迅速性に優れた検体検査(心筋トロポニンT、H-FABPなど)を行うことが推奨される(重篤な疾患: >詳細情報 「急性冠症候群」を参照)。
  1. 急性冠症候群、心不全を伴う心疾患を疑う場合、心エコー検査を行うことが推奨される。
  1. 労作性狭心症が疑われる場合、運動負荷心電図を行うことが推奨される(禁忌となる状態や疾患に注意)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、学会ガイドライン改訂に基づき加筆修正を行った。

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