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ノイロトロピン注射液3.6単位

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○腰痛症
  • ○頸肩腕症候群
  • ○症候性神経痛
  • ○皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、蕁麻疹)に伴うそう痒
  • ○アレルギー性鼻炎
  • ○スモン(SMON)後遺症状の冷感・異常知覚・痛み

用法・用量

効能又は効果用法及び用量
腰痛症、頸肩腕症候群、症候性神経痛、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、蕁麻疹)に伴うそう痒、アレルギー性鼻炎通常成人1日1回ノイロトロピン単位として、3.6単位(1管)を静脈内、筋肉内又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
スモン(SMON)後遺症状の冷感・異常知覚・痛み通常成人1日1回ノイロトロピン単位として、7.2単位(2管)を静脈内に注射する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
低出生体重児、新生児を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。

14.適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意
<筋肉内投与時>
14.1.1 組織、神経等への影響を避けるため、下記の点に配慮すること。
(1)神経走行部位を避けるよう注意すること。
(2)注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
(3)注射部位に疼痛・硬結をみることがある。

7.用法及び用量に関連する注意

<スモン(SMON)後遺症状の冷感・異常知覚・痛み>
投与期間は、6週間を目安とする。ただし、投与開始2週間で何ら効果が認められない場合には漫然と投薬を続けないように注意すること。

16.薬物動態

16.4 代謝
本剤はCYP1A2、CYP2A6、CYP2C8、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6及びCYP4A11の基質となる種々の薬物の代謝に影響を与えないこと、またCYP2E1、CYP3A4により代謝される併用薬物との相互作用が起こる可能性は極めて低いことが示唆されている(in vitro試験)。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
脈拍の異常、胸痛、呼吸困難、血圧低下、意識喪失、発赤、そう痒感等の異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.2 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
過敏症発疹、そう痒蕁麻疹、喘息発作紅斑
循環器血圧上昇、心悸亢進血圧低下
消化器悪心・嘔気、嘔吐、口渇、食欲不振腹痛、下痢
精神神経系眠気めまい、頭痛・頭重感、しびれ、発汗ふらつき、ふるえ、けいれん、異常感覚、冷感、発赤、潮紅(フラッシング)、冷汗、意識障害、意識喪失、ぼんやり
肝臓ASTの上昇、ALTの上昇
投与部位注射部発赤、注射部腫脹注射部疼痛、注射部硬結
その他ほてり顔面紅潮、気分不良、倦怠感、脱力感、一過性の不快感、悪寒浮腫、腫脹、発熱、さむけ、戦慄
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