製品名 トランサミンシロップ5%

一般名
Tranexamic Acid
薬効分類
凝固・抗血栓薬
 >抗プラスミン薬
価格
5%1mL:4.3円/mL

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向(白血病,再生不良性貧血,紫斑病等,および手術中・術後の異常出血)
  • 局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血(肺出血,鼻出血,性器出血,腎出血,前立腺手術中・術後の異常出血)
  • 下記疾患における紅斑・腫脹・そう痒等の症状

    • 湿疹およびその類症,蕁麻疹,薬疹・中毒疹
  • 下記疾患における咽頭痛・発赤・充血・腫脹等の症状

    • 扁桃炎,咽喉頭炎
  • 口内炎における口内痛および口内粘膜アフター

用法・用量

  • トラネキサム酸として通常下記1日量を3~4回に分割経口投与する。なお,症状により適宜増減する。

    (1日投与量)

    年齢1日量(mg)1日量(mL)
    ~1歳75~2001.5~4
    2~3歳150~3503~7
    4~6歳250~6505~13
    7~14歳400~1,0008~20
    15歳~750~2,00015~40
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • トロンビンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
副作用
(頻度不明注)
痙攣
人工透析患者において痙攣があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
注)自発報告において認められている副作用のため頻度不明。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

血栓のある患者(脳血栓,心筋梗塞,血栓性静脈炎等)および血栓症があらわれるおそれのある患者〔血栓を安定化するおそれがある。〕
消費性凝固障害のある患者(ヘパリン等と併用すること)〔血栓を安定化するおそれがある。〕
術後の臥床状態にある患者および圧迫止血の処置を受けている患者〔静脈血栓を生じやすい状態であり,本剤投与により血栓を安定化するおそれがある。離床,圧迫解除に伴い肺塞栓症を発症した例が報告されている。〕
腎不全のある患者〔血中濃度が上昇することがある。〕
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

薬物動態

血中濃度
参考
健康成人にトラネキサム酸を単回経口投与した場合,薬物動態パラメーターは次のとおりであった。
単回経口投与におけるトラネキサム酸の薬物動態パラメーター
(n=5)
投与量錠250mg錠500mgカプセル500mg
tmax(hr)2~3
Cmax(μg/mL)3.96.05.5
t1/2(hr)3.13.33.3
トラネキサム酸単回経口投与時の血漿中濃度推移
分布
参考(動物実験)
ラットに14C-トラネキサム酸を単回経口投与したところ,大部分の臓器において全血中濃度と同様に投与2時間後に最高濃度を示し,腎,肝では血中より高濃度に,他の臓器では血中より低濃度に分布した。
代謝,排泄
健康成人にトラネキサム酸を250mgまたは500mg単回経口投与した場合,トラネキサム酸は速やかに吸収され,投与後24時間以内に投与量の約40~70%が未変化体として尿中に排泄された。