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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 高血圧症

用法・用量

  • 通常、成人にはアリスキレンとして150mgを1日1回経口投与する。
    なお、効果不十分な場合は、300mgまで増量することができる。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照]
  • 2.3 イトラコナゾール、シクロスポリンを投与中の患者[10.1、16.7.1、16.7.2参照]
  • 2.4 アンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤を投与中の糖尿病患者(ただし、アンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤投与を含む他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)[10.1参照]
  • 2.5 サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物を投与中の糖尿病患者[10.1参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 体液量又は塩分が明らかに減少している患者(例えば、血液透析中の患者、高用量の利尿剤の投与を受けている患者、厳重な減塩療法中の患者)
症候性の低血圧を起こすおそれがある。症候性低血圧が生じた場合には適切な処置を行うこと。[5.参照]
9.1.2 両側性もしくは片側性の腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与は避けること。腎血流量の減少や糸球体濾過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがある。[5.参照]
9.1.3 高カリウム血症の患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与は避けること。高カリウム血症を増悪させるおそれがある。[5.、11.1.3参照]
9.2 腎機能障害患者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
血清カリウム値及び血清クレアチニン値が上昇するおそれがある。[16.6.1参照]
9.4 生殖能を有する者
9.4.1 妊娠する可能性のある女性
妊娠していることが把握されずアンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤を使用し、胎児・新生児への影響(腎不全、頭蓋・肺・腎の形成不全、死亡等)が認められた例が報告されている。
本剤の投与に先立ち、代替薬の有無等も考慮して本剤投与の必要性を慎重に検討し、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。また、投与が必要な場合には次の注意事項に留意すること。[9.5参照]
(1)本剤投与開始前に妊娠していないことを確認すること。本剤投与中も、妊娠していないことを定期的に確認すること。投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止すること。
(2)次の事項について、本剤投与開始時に患者に説明すること。また、投与中も必要に応じ説明すること。
・妊娠中に本剤を使用した場合、胎児・新生児に影響を及ぼすリスクがあること。
・妊娠が判明した又は疑われる場合は、速やかに担当医に相談すること。
・妊娠を計画する場合は、担当医に相談すること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。また、投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止すること。
妊婦への投与に関する情報は得られていない。アンジオテンシンII受容体拮抗剤並びにアンジオテンシン変換酵素阻害剤で、妊娠中期-末期に投与された患者に胎児・新生児死亡、羊水過少症、胎児・新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋の形成不全、羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、脳、頭蓋顔面の奇形、肺の発育形成不全等があらわれたとの報告がある。また、海外で実施されたアンジオテンシン変換酵素阻害剤におけるレトロスペクティブな疫学調査で、妊娠初期にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された患者群において、胎児奇形の相対リスクは降圧剤が投与されていない患者群に比べ高かったとの報告がある。[2.2、9.4.1参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で、乳汁中へ移行するとの報告がある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に過度の降圧は脳梗塞等が起こるおそれがあるため好ましくないとされている。
薬物動態試験で、本剤の血漿中濃度が非高齢者に比べて高くなることが認められている。[16.6.3参照]

8.重要な基本的注意

8.1 降圧作用に基づくめまい、ふらつきがあらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
8.2 本剤はバイオアベイラビリティ(生物学的利用率)が低く個体間及び個体内変動が大きいため、種々の要因により臨床用量で推定される血中濃度を上回る可能性がある。[16.2参照]

14.適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意
14.1.1 PTPシートから取り出して調剤しないこと。
14.1.2 本剤を分割、粉砕しないこと。
14.2 薬剤交付時の注意
14.2.1 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

7.用法及び用量に関連する注意

本剤服用時期は患者ごとに食後又は食前(空腹時)のいずれかに規定し、原則として毎日同じ条件で服用するよう指導すること。なお、本剤は、食前(空腹時)投与で食後投与に比べ血中濃度が高くなること等を踏まえ、食後投与での開始を考慮すること。本剤服用時期を変更する場合には症状の変化に特に注意すること。[16.2参照]

5.効能又は効果に関連する注意

本剤の投与に際しては患者ごとの背景を十分に考慮し、本剤適用の可否を慎重に判断すること。[9.1.1-9.1.3参照]

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人男子に本剤150mg(6例)及び300mg(6例)を単回経口投与(空腹時)したとき、アリスキレンは速やかに吸収され、血漿中薬物濃度は投与後1.5時間(中央値)で最高濃度に到達した。
また、Cmax及びAUCは300mg投与まで投与量の増加にほぼ比例して増大し、平均消失半減期は約33.5~37.0時間であった。
健康成人男子に本剤を単回経口投与したときの薬物動態パラメータ(空腹時)
投与量Cmax(ng/mL)Tmax(h)AUC0-24h(ng・h/mL)T1/2(h)
150mg83.7±71.41.5(0.5~6)388±23637.0±7.2
300mg150±671.5(0.5~6)696±36933.5±5.1
n=6、平均±標準偏差、※:中央値(範囲)
健康成人男子に本剤を単回経口投与したときの平均血漿中薬物濃度推移(空腹時)(平均値±標準偏差、n=6)
16.1.2 反復投与
健康成人男子19例に本剤300mgを1日1回7日間反復経口投与(空腹時)したとき、投与5~7日後に定常状態に達し、単回投与と比べ約2倍の累積が認められた。
健康成人男子に本剤150mgを1日1回7日間反復経口投与したときの薬物動態パラメータ(空腹時及び食後)
投与条件Cmax(ng/mL)Tmax(h)AUC0-t(ng・h/mL)
空腹時122±86.10.4(0.4~4)1,100±469
食後37.0±46.61.0(0.5~6)509±316
空腹時n=33、食後n=34、平均±標準偏差、※:中央値(範囲)
健康成人男子に本剤150mgを1日1回7日間反復経口投与したときの平均血漿中薬物濃度推移(空腹時及び食後)(平均値±標準偏差)
16.2 吸収
健康成人男子34例に本剤150mgを食後に1日1回7日間反復経口投与したときのCmax及びAUCは、空腹時投与に比べ、それぞれ75%及び55%低下した。また、食後投与ではTmaxは延長した。
本剤の絶対バイオアベイラビリティ(生物学的利用率)は約2~3%であった。健康成人(空腹時)の個体内変動の変動係数(CV%)はCmaxで53%、AUCで34%であり、個体間変動のCV%はCmaxで76%、AUCで54%であった(外国人データ)。[7.、8.2参照]
16.3 分布
ヒトにおける本剤の血漿蛋白結合率は約50%であった。In vitro試験では10~500ng/mLの濃度で、濃度依存性は認められなかった。
16.4 代謝
健康成人にアリスキレンフマル酸塩の14C標識体300mgを単回経口投与(空腹時)したとき、ほとんど体内で代謝を受けないが、代謝には主にCYP3A4が関与した(外国人データ)。
16.5 排泄
健康成人にアリスキレンフマル酸塩の14C標識体300mgを単回経口投与(空腹時)したとき、血漿中には主として未変化体が存在した。投与後168時間までに、投与量の約0.6%(未変化体は投与量の約0.4%)が尿中に、約91%(未変化体は投与量の約78%)が糞中に排泄された(外国人データ)。
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.1 腎機能障害患者
腎機能障害患者(軽症~重症)に本剤300mgを経口投与(空腹時)したとき、アリスキレンの暴露量(Cmax及びAUC)は、単回投与及び定常状態において、健康成人の約0.8~2.3倍であり、暴露量と腎機能障害の重症度との関連はみられなかった。
血液透析を受けている末期腎不全患者に本剤300mgを経口投与したときのCmax及びAUCは、健康成人のそれぞれ約1.2倍及び約1.6倍であった(外国人データ)。[9.2参照]
16.6.2 肝機能障害患者
肝機能障害患者(軽症~重症)に本剤300mgを経口投与(空腹時)したとき、軽症、中等症及び重症肝機能障害患者との間に薬物動態パラメータの差は認められなかった。また、健康成人と比較して薬物動態パラメータに差は認められなかった(外国人データ)。
16.6.3 高齢者
65歳以上の高齢者に本剤300mgを単回経口投与(空腹時)したとき、アリスキレンの暴露量(Cmax及びAUC)は、非高齢者(18~45歳)の約1.3~1.6倍であった。高齢者において暴露量が増加する傾向が認められたものの、非高齢者と比べて有効性及び安全性に差はみられなかった(外国人データ)。[9.8参照]
16.7 薬物相互作用
16.7.1 イトラコナゾール
健康成人にイトラコナゾール100mgと本剤150mgを併用投与(空腹時)したとき、アリスキレンのCmaxは約5.8倍、AUCは約6.5倍に増加した(外国人データ)。[2.3、10.1参照]
16.7.2 シクロスポリン
健康成人にシクロスポリン200又は600mgと本剤75mg注)を併用投与(空腹時)したとき、アリスキレンのCmaxは約2.5倍、AUCは約5倍に増加した(外国人データ)。[2.3、10.1参照]
注)本剤の承認された用量は1日1回150mgから300mgである。
16.7.3 ベラパミル
健康成人にベラパミル240mgと本剤300mgを併用投与(空腹時)したとき、アリスキレンのCmax及びAUCは約2倍に増加した。一方、ベラパミル及びその代謝物のAUCは約10~25%減少した(外国人データ)。[10.2参照]
16.7.4 アトルバスタチン
健康成人にアトルバスタチン80mgと本剤300mgを併用投与(空腹時)したとき、アリスキレンのCmax及びAUCは約1.5倍に増加したが、アトルバスタチン及びその代謝物の薬物動態に大きな変化はみられなかった(外国人データ)。[10.2参照]
16.7.5 ケトコナゾール(経口剤は国内未発売)
健康成人にケトコナゾール200mgと本剤300mgを併用投与(空腹時)したとき、アリスキレンのCmax及びAUCは約1.8倍に増加した(外国人データ)。

併用禁忌 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
イトラコナゾール(イトリゾール)
[2.3、16.7.1参照]
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。本剤のP糖蛋白(Pgp)を介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。
シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル等)
[2.3、16.7.2参照]
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。本剤のP糖蛋白(Pgp)を介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。
アンジオテンシン変換酵素阻害剤
カプトプリル(カプトリル)
エナラプリル(レニベース)
アラセプリル(セタプリル)
イミダプリル塩酸塩(タナトリル)
キナプリル塩酸塩(コナン)
シラザプリル水和物(シラザプリル)
テモカプリル塩酸塩(エースコール)
デラプリル塩酸塩(アデカット)
トランドラプリル(オドリック)
ベナゼプリル塩酸塩(チバセン)
ペリンドプリルエルブミン(コバシル)
リシノプリル水和物(ゼストリル、ロンゲス)等
アンジオテンシンII受容体拮抗剤
バルサルタン(ディオバン)
アジルサルタン(アジルバ)
オルメサルタン(オルメテック)
イルベサルタン(アバプロ、イルベタン)
カンデサルタン(ブロプレス)
テルミサルタン(ミカルディス)
ロサルタン(ニューロタン)等
(糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。)
[2.4参照]
非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。
アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬
サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物(エンレスト)
(糖尿病患者に使用する場合)
[2.4参照]
非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加がバルサルタンで報告されている。レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
フロセミドフロセミドの効果が減弱されるおそれがあるので、観察を十分に行うこと。併用投与(空腹時)によりフロセミドのCmaxが49%、AUCが28%低下した。機序は不明である。
Pgp阻害作用を有する薬剤
ベラパミル
[16.7.3参照]
アトルバスタチン
[16.7.4参照]
バルベナジン
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。本剤のPgpを介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。
カリウム保持性利尿剤
スピロノラクトン
トリアムテレン等
カリウム補給製剤
塩化カリウム等
抗アルドステロン剤
エプレレノン等
血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。
危険因子:腎機能障害、糖尿病
レニン-アンジオテンシン系阻害剤
アンジオテンシン変換酵素阻害剤
カプトプリル
エナラプリル
アラセプリル等
アンジオテンシンII受容体拮抗剤
バルサルタン
アジルサルタン
オルメサルタン等
血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。
レニン-アンジオテンシン系阻害剤併用時、腎機能障害患者、糖尿病患者、高齢者等では血清カリウム値が高くなりやすく、高カリウム血症が発現又は増悪するおそれがあるので、血清カリウム値に注意すること。
本剤を含むレニン-アンジオテンシン系に作用する薬剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。
レニン-アンジオテンシン系阻害剤
アンジオテンシン変換酵素阻害剤
カプトプリル
エナラプリル
アラセプリル等
アンジオテンシンII受容体拮抗剤
バルサルタン
アジルサルタン
オルメサルタン等
腎機能を悪化させるおそれがあるので腎機能に注意すること。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。本剤を含むレニン-アンジオテンシン系に作用する薬剤により、糸球体濾過圧が低下し、腎機能を悪化させる可能性がある。
レニン-アンジオテンシン系阻害剤
アンジオテンシン変換酵素阻害剤
カプトプリル
エナラプリル
アラセプリル等
アンジオテンシンII受容体拮抗剤
バルサルタン
アジルサルタン
オルメサルタン等
低血圧を起こすおそれがあるので血圧に注意すること。レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。
アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬
サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物
腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのサクビトリルバルサルタンナトリウム水和物との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。
非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)・COX-2選択的阻害剤
インドメタシン等
本剤の降圧作用が減弱することがある。NSAIDs・COX-2選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用が減弱することがある。
非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)・COX-2選択的阻害剤
インドメタシン等
腎機能を悪化させるおそれがある。NSAIDs・COX-2選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。
危険因子:高齢者
バソプレシン受容体拮抗剤
トルバプタン
血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。バソプレシン受容体拮抗剤の水利尿作用により循環血漿量の減少を来し、相対的に血清カリウム濃度が上昇する可能性がある。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 血管浮腫(頻度不明)注)
呼吸困難、嚥下困難及び顔面、口唇、咽頭、舌、四肢の腫脹等が症状としてあらわれることがある。
11.1.2 アナフィラキシー(頻度不明)注)
アナフィラキシー(喘鳴、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがある。
11.1.3 高カリウム血症(1%未満)
重篤な高カリウム血症があらわれることがある。[9.1.3参照]
11.1.4 腎機能障害(1%未満)
重篤な腎機能障害があらわれることがあり、慢性腎不全が増悪した例も報告されている。
注)承認時までの国内臨床試験で認められなかった副作用

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

1%以上1%未満頻度不明注)
血液及びリンパ系障害貧血
代謝及び栄養障害血中トリグリセリド増加、血中尿酸増加低ナトリウム血症
神経系障害頭痛めまい
血管障害低血圧
胃腸障害下痢嘔吐、悪心
肝胆道系障害肝機能異常、ALT増加、γ-GTP増加
皮膚及び皮下組織障害発疹そう痒症、紅斑
腎及び尿路障害血中クレアチニン増加、尿中血陽性、尿中蛋白陽性BUN増加
その他CK増加血中カリウム増加、末梢性浮腫

注)承認時までの国内臨床試験で認められなかった副作用

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