製品名 サム点滴静注セット

一般名
Trometamol
薬効分類
痛風・高尿酸血症治療薬
 >アシドーシス治療薬
価格
36.3%50mL1管(希釈液・補正液付):764円/管

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 代謝性アシドーシス(アシデミアを認めるとき)
  • 体外循環、低体温による手術及び保存血大量注入によるアシドーシスの治療

用法・用量

  • 投与に当たっては、まず投与量の半量から投与を開始し、必要に応じて、適宜追加補正することが望ましい。
    • 通常成人の投与量は一般に次式による。
      • 投与量(mEq)=不足塩基量(Base Deficit mEq/L)×0.3×体重(kg)
    • トロメタモールの0.3モル溶液の場合は次式による。
      • 投与量(mL)=不足塩基量(Base Deficit mEq/L)×体重(kg)
  • 投与はなるべく太い静脈に直接又は静脈カテーテルを用いて0.2mL/kg/分以下の速度で注射する。
    なお、投与量、投与速度は年齢、症状、細胞外液量等に応じて適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 代謝性及び呼吸性アルカローシスのある患者[症状が悪化するおそれがある。]
  • 無尿、尿毒症などの腎機能障害のある患者[水分、電解質代謝異常が悪化するおそれがある。]
副作用
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

新生児(「6.小児等への投与」の項参照)。

重要な基本的注意

本剤及び本剤の補正液は濃厚液のため、そのまま注射しないこと。必ず希釈して使用すること
呼吸の抑制があらわれることがあるので、使用にあたっては人工呼吸器等の準備が望ましい。

適用上の注意

投与経路
静脈内にのみ投与すること。
調製時
本剤は用時調製し、調製液は速やかに使用すること。
投与前
アンプルカット時
アンプルのカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
その際、カット部分で手指を傷つけないよう十分に注意すること。
<参考:アンプルのカット方法>
サム補正液(20mL)
アンプル枝部のマーク(青色)の反対方向(向こう側)に折る。
サム点滴静注(50mL)は全周カットアンプルのため、どの方向からもカットできる。
投与に際しては、感染に対する配慮をすること(患者の皮膚や器具消毒)。
寒冷期には体温程度に温めて使用すること。
開封後直ちに使用し、残液は決して使用しないこと。
投与時
注射に際しては血管外に漏出させないよう注意すること。
ゆっくり静脈内に投与すること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

小児等への投与

新生児への投与で、出血性肝壊死が報告されている。

薬物動態

(参考)ウサギ
ウサギに14C-THAMを含む本剤を静注した。その結果、血中濃度は投与6時間後までに急速に減少し、48時間後にはほとんど残存していなかった。また、24時間内に投与量の52~76%が尿中に排泄された。