製品名 ソランタール錠50mg
ソランタール錠100mg

一般名
Tiaramide Hydrochloride
薬効分類
鎮痛・解熱薬
 >NSAIDs(塩基性)
価格
50mg1錠:9.6円/錠
100mg1錠:11.4円/錠

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 各科領域の手術後並びに外傷後の鎮痛・消炎
  • 下記疾患の鎮痛・消炎

    • 関節炎、腰痛症、頸肩腕症候群、骨盤内炎症、軟産道損傷、乳房うっ積、帯状疱疹、多形滲出性紅斑、膀胱炎、副睾丸炎、前眼部炎症、智歯周囲炎
  • 抜歯後の鎮痛・消炎
  • 下記疾患の鎮痛

    • 急性上気道炎

用法・用量

  • 効能・効果の1~3の場合

    • 通常、成人にはチアラミド塩酸塩として、1回110.2mg(チアラミドとして100mg)を1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • 効能・効果の4の場合

    • 通常、成人にはチアラミド塩酸塩として、1回110.2mg(チアラミドとして100mg)を頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則として1日2回までとし、1日最大330.6mg(チアラミドとして300mg)を限度とする。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 消化性潰瘍のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
  • 重篤な血液の異常のある患者[薬剤性の血液障害があらわれた場合、重篤な転帰をとるおそれがある。]
  • 重篤な肝障害のある患者[重篤な肝障害患者は薬物代謝機能が著しく低下している。また、薬剤性肝障害があらわれた場合、重篤な転帰をとるおそれがある。]
  • 重篤な腎障害のある患者[重篤な腎障害患者は薬物排泄機能が著しく低下している。また、薬剤性腎障害があらわれた場合、重篤な転帰をとるおそれがある。]
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[発作を誘発するおそれがある。]
副作用
ショック
ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー様症状
アナフィラキシー様症状(呼吸困難、蕁麻疹、血管浮腫等)(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

痙攣発作の既往歴のある患者[発作を誘発するおそれがある。]
消化性潰瘍の既往歴のある患者(「禁忌」の項参照)
血液の異常又はその既往歴のある患者(「禁忌」の項参照)
肝障害又はその既往歴のある患者(「禁忌」の項参照)
腎障害又はその既往歴のある患者(「禁忌」の項参照)
過敏症の既往歴のある患者
気管支喘息のある患者[発作を誘発するおそれがある。]
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

重要な基本的注意

消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
急性疾患に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮すること。
急性炎症及び疼痛の程度を考慮し投与すること。
原則として同一の薬剤の長期投与を避けること。
原因療法があればこれを行うこと。
患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意すること。
感染症を不顕性化するおそれがあるので、感染による炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に投与すること。
他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい。
高齢者及び小児には副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に投与すること。

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]

高齢者への投与

少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。[高齢者では、副作用があらわれやすい。(「重要な基本的注意」の項参照)]

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦等
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
授乳婦
授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせること。[母乳中へ移行することが報告されている。(「薬物動態」の項参照)]

薬物動態

健康成人男子にチアラミド300mgを投与したときの消化管からの吸収は良好で、1時間以内に最高血中濃度に達する。また、排泄は速やかで、主としてO-グルクロン酸抱合体として約24時間で90%以上が主に尿中に排泄される。
授乳婦にチアラミド200mgを経口投与したときの乳汁中濃度は、投与1時間後に最高値(0.64μg/mL)を示し、以後速やかに消失した。