製品名 ジクロフェナクNaパップ70mg「日本臓器」
ジクロフェナクNaパップ140mg「日本臓器」
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- 一般名
- Diclofenac Sodium
- 薬効分類
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鎮痛・解熱薬>貼付用鎮痛薬
- 価格
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7cm×10cm1枚:11.1円/枚
10cm×14cm1枚:17.1円/枚
- 製薬会社
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- 製造販売元:日本臓器製薬株式会社
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効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
- 変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘等)、筋肉痛(筋・筋膜性腰痛症等)、外傷後の腫脹・疼痛
用法・用量
- 1日1回患部に貼付する。
- 禁忌
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【禁忌】
次の患者には使用しないこと
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等により誘発される喘息発作)又はその既往歴のある患者[重症喘息発作を誘発するおそれがある。]
- 副作用
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- (頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー
- ショック、アナフィラキシー(蕁麻疹、血管浮腫、呼吸困難等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。
- 接触皮膚炎
- 本剤使用部位に発赤、紅斑、発疹、そう痒感、疼痛の皮膚症状があらわれ、腫脹、浮腫、水疱・びらん等に悪化し、さらに全身に拡大し重篤化することがあるので、異常が認められた場合には直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
- 注意
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次の患者には慎重に使用すること
- 気管支喘息のある患者[気管支喘息患者の中にはアスピリン喘息患者も含まれており、それらの患者では重症喘息発作を誘発するおそれがある。]
- 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
- 皮膚の感染症を不顕性化するおそれがあるので、感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に使用すること。
- 慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には、薬物療法以外の療法も考慮すること。また、患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意すること。
- 使用部位
- 損傷皮膚及び粘膜に使用しないこと。
- 湿疹又は発疹の部位に使用しないこと。
妊婦、産婦、授乳婦等への使用
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対しては治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。[妊婦に対する安全性は確立していない。]
- 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。
小児等への使用
- 小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
- 生物学的同等性試験
- 本剤パップ70mg「日本臓器」と標準製剤(貼付剤、70mg)について、健康成人男子の背部に貼付したときのジクロフェナクナトリウムの皮膚への移行量を、角層内ジクロフェナクナトリウム回収量を指標として検証した。得られた両製剤のジクロフェナクナトリウム回収量の平均値の差の90%信頼区間は、生物学的同等性の判定基準log(0.7)~log(1.43)を満たしていたことから、両製剤の生物学的同等性が確認された。