製品名 スピロピタン錠0.25mg
スピロピタン錠1mg

一般名
Spiperone
薬効分類
抗精神病薬
 >抗精神病薬(ブチロフェノン系)
価格
0.25mg1錠:6円/錠
1mg1錠:17円/錠

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 統合失調症

用法・用量

  • スピロピタン錠0.25mg

    • 最初約1週間は、スピペロンとして1日0.5~1.5mg(1日量として、0.25mg錠:2~6錠)、以後漸増しスピペロンとして1日1.5~4.5mg(1日量として、0.25mg錠:6~18錠)を経口投与する。
      なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
  • スピロピタン錠1mg

    • 最初約1週間は、スピペロンとして1日0.5~1.5mg(1日量として、1mg錠:1錠)、以後漸増しスピペロンとして1日1.5~4.5mg(1日量として、1mg錠:2~4錠)を経口投与する。
      なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 昏睡状態の患者又はバルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者〔中枢神経抑制作用を増強させるおそれがある。〕
  • 重症の心不全患者〔症状を悪化させるおそれがある。〕
  • パーキンソン病のある患者〔錐体外路症状があらわれやすい。〕
  • 本剤の成分又はブチロフェノン系化合物に対し過敏症の既往歴のある患者
  • アドレナリンを投与中の患者(アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く)〔「相互作用」の項参照〕
副作用
(頻度不明)
悪性症候群(Syndrome malin)
無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、他のブチロフェノン系化合物の投与中、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。
腸管麻痺
腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。
突然死
他のブチロフェノン系化合物による治療中、原因不明の突然死がおきたとの報告がある。
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
類似化合物(ハロペリドール等)で、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることが報告されている。
無顆粒球症、白血球減少
無顆粒球症、白血球減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
肺塞栓症、深部静脈血栓症
抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

肝障害のある患者〔病状を悪化させるおそれがある。〕
心・血管疾患、低血圧又はそれらの疑いのある患者〔一過性の血圧降下があらわれることがある。〕
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者〔痙攣閾値を低下させることがある。〕
高齢者〔「高齢者への投与」の項参照〕
小児〔「小児等への投与」の項参照〕
薬物過敏症の既往歴のある患者

重要な基本的注意

眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。
本剤は制吐作用を有するため、他の薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化することがあるので注意すること。
抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の危険因子を有する患者に投与する場合には注意すること。

高齢者への投与

高齢者では、錐体外路症状が起こりやすいので、少量から投与を開始するなど慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦、妊娠している可能性のある婦人又は授乳婦には投与しないことが望ましい。〔他のブチロフェノン系化合物による動物実験で胎児吸収、流産等の胎児毒性が報告されている。
妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がある。
また、他のブチロフェノン系化合物による動物実験で乳汁中への移行が報告されている。〕

小児等への投与

小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。