製品名 プロスタンディン点滴静注用500μg

一般名
Alprostadil Alfadex
薬効分類
降圧薬
 >プロスタグランジン製剤
価格
500μg1瓶:12685円/瓶

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 下記における外科手術時の低血圧維持

    • 高血圧症または軽度の虚血性心疾患を合併する場合
  • 外科手術時の異常高血圧の救急処置

用法・用量

  • 通常成人には本品1バイアル(アルプロスタジルとして500μg)を輸液100mLに溶解し毎分5~10μg(0.1~0.2μg/kg/分)の注入速度で点滴静注を開始する。血圧の下降に注意しながら目的とする血圧まで下げ、以後それを維持できる点滴速度に調節する。低血圧を維持するためには通常毎分2.5~10μg(0.05~0.2μg/kg/分)を必要とする。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 重症の動脈硬化症及び心あるいは脳に高度な循環障害のある患者〔低血圧により症状が悪化するおそれがある。〕
  • 重症の肝疾患、腎疾患のある患者〔低血圧により症状が悪化するおそれがある。〕
  • 非代償性の高度の出血、ショック状態及び呼吸不全の患者、未治療の貧血患者〔低血圧により症状が悪化するおそれがある。〕
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
副作用
ショック
ショック(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
※:頻度不明は自発報告による。
注意

次の患者には慎重に投与すること

心不全のある患者〔心不全の増強傾向があらわれるとの報告があるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。〕
緑内障、眼圧亢進のある患者〔動物実験(ウサギ)で眼圧上昇が報告されている。〕
ステロイド服用中の患者〔急性副腎不全を起こすおそれがある。〕
衰弱患者〔状態が悪化するおそれがある。〕
小児等(「小児等への投与」の項参照)
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
本剤の作用には個人差があるので血圧を頻回に測定するとともに、患者の全身状態を十分に管理しながら慎重に投与すること。
低血圧を必要とする手術ではECG、導尿等により心機能や腎機能を監視すること。
呼吸抑制があらわれることがあるので、呼吸管理に注意すること。
本剤の過剰投与により著明な低血圧をきたした場合には本剤の投与を中止して、麻酔を浅くし、体位変換、気道内圧の減少等の処置を行うこと。また、その他の副作用があらわれた場合にはすみやかに投与速度を遅くするか又は投与を中止すること。
術後は患者の血圧が完全に回復するまで管理を行うこと。
投与時
本剤は輸液以外の薬剤とは別経路で投与すること(患者の血圧の変化に応じて本剤の投与速度を適宜調節する必要があるため)。
高齢者では一般に生理機能が低下しているので、低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。〔アルプロスタジルには子宮収縮作用が認められている。〕
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
ICUへ入室しSwan-Ganzカテーテルを挿入した正常肺動脈圧患者(平均肺動脈圧25mmHg以下、5例)にPGE1を20~40ng/kg/分で持続投与し、1時間後肺動脈血と末梢動脈血を同時に採取して、血中PGE1濃度をRIA(ラジオイムノアッセイ法)にて測定すると、肺動脈血は916pg/mL、末梢動脈血は172pg/mLであった。また、PGE1肺内代謝率を100×(1-末梢動脈血濃度/肺動脈血濃度)%として表現したとき、肺内代謝率は77.6%であった。
(参考)動物における吸収・分布・代謝・排泄〔ラット〕
3H標識PGE114C標識CDをラットに動脈又は静脈内に投与を行った実験では、いずれもPGE1血中濃度は2相性を示し、6分で血中から速やかに消失する。
静脈内投与5分後の主要臓器内のPGE1は、肺12%、腎16%、肝25%であり、投与24時間以内に投与量の30~40%が尿中に、25~30%が糞中に排泄される。この時の主代謝物は8-[(1R,2R,5R)-2-(2-Carboxyeth-1-yl)-5-hydroxy-3-oxocyclopentyl]-6-oxooctanoic acidである。一方、CDは代謝を受けずに、そのままの形で90~100%が尿中に排泄される。なお、7日間連続静脈内投与した場合、PGE1及びCDとも各臓器への蓄積は認められない。