製品名 ロキソプロフェンNaパップ100mg「タカタ」
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- 一般名
- Loxoprofen Sodium Hydrate
- 薬効分類
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鎮痛・解熱薬>貼付用鎮痛薬
- 価格
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10cm×14cm1枚:17.8円/枚
- 製薬会社
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- 製造販売:高田製薬株式会社
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効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
- 変形性関節症、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛
用法・用量
- 1日1回、患部に貼付する。
- 禁忌
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【禁忌】
次の患者には使用しないこと
- 本剤の成分に過敏症の既往歴のある患者
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発することがある。]
- 副作用
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- (頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー
- ショック、アナフィラキシー(血圧低下、蕁麻疹、喉頭浮腫、呼吸困難等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
- 注意
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次の患者には慎重に使用すること
- 気管支喘息の患者[病態を悪化させることがある。]
- 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
- 皮膚の感染症を不顕性化するおそれがあるので、感染による炎症に対して用いる場合には、適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に使用すること。
- 慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には、薬物療法以外の療法も考慮すること。また、患者の状態を十分に観察し、副作用の発現に留意すること。
- 使用部位
- 損傷皮膚及び粘膜に使用しないこと。
- 湿疹又は発疹の部位に使用しないこと。
高齢者への使用
- 他社が行ったロキソプロフェンナトリウム貼付剤の製造販売後調査の結果、65歳以上の高齢者での副作用の発現率は、65歳未満と比較して有意に高かった。主な副作用が貼付部の皮膚症状であったことから、特に65歳以上の高齢者に使用する場合は、貼付部の皮膚の状態に注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への使用
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。[妊娠中の使用に関する安全性は確立していない。]
- 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。
小児等への使用
- 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。(使用経験が少ない。)
- 生物学的同等性試験
- 本剤と標準製剤(パップ剤、100mg)を、健康成人男子12名の背部皮膚にそれぞれ約1.607mg/2.25cm2(各剥離時点につき2ヵ所ずつ)を貼付し、貼付後4、24時間にテープストリッピング法により角層を剥離した。HPLCにより測定した薬物の角層中濃度は4時間後にそれぞれ14.93±2.22(μg/部位)、14.98±2.13(μg/部位)、24時間後にそれぞれ19.26±3.69(μg/部位)、22.71±3.00(μg/部位)であり、統計解析にて90%信頼区間を求めた結果、各時点における角層中薬物濃度の対数値の平均値の差はlog0.70~log1.43の範囲にあり、両剤の生物学的同等性が確認された。