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クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「サワイ」、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 運動器疾患に伴う有痛性痙縮

    腰背痛症、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊椎分離・辷り症、脊椎骨粗鬆症、頸肩腕症候群

用法・用量

  • クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「サワイ」

    通常、成人1回2錠(クロルフェネシンカルバミン酸エステルとして250mg)を1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠250mg「サワイ」

    通常、成人にはクロルフェネシンカルバミン酸エステルとして1回250mg(本剤1錠)を1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤及び類似化合物(メトカルバモール等)に対し、過敏症の既往歴のある患者
  • 肝障害患者〔Modern Drug Encyclopedia,13th Ed.155(1975)に投与禁忌として記載されたことがあり、これに準拠した。〕

注意 

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

肝障害の既往歴のある患者(「禁忌」の項参照)
腎障害患者〔The United States DISPENSATORY,27th Ed.301(1973);MARTINDALE The Extra Pharmacopoeia,26th Ed.1891(1972)に注意して投与せよと記載されたことがあり、これに準拠した。〕

重要な基本的注意

ねむけ、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与すること。〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。〕
授乳中の婦人には、投与しないことが望ましい。

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない。

薬物動態

生物学的同等性試験
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「サワイ」
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「サワイ」と標準製剤を健康成人男子にそれぞれ2錠(クロルフェネシンカルバミン酸エステルとして250mg)空腹時単回経口投与(クロスオーバー法)し、血清中クロルフェネシンカルバミン酸エステル濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
各製剤2錠投与時の薬物動態パラメータ
Cmax
(μg/mL)
Tmax
(hr)
T1/2
(hr)
AUC0-24hr
(μg・hr/mL)
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「サワイ」3.6±0.71.4±0.93.2±0.623.3±3.2
標準製剤(錠剤、125mg)3.3±0.61.0±0.83.5±0.320.7±4.1
(Mean±S.D.)
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠250mg「サワイ」
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠250mg「サワイ」と標準製剤を健康成人男子にそれぞれ1錠(クロルフェネシンカルバミン酸エステルとして250mg)空腹時単回経口投与(クロスオーバー法)し、血清中クロルフェネシンカルバミン酸エステル濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
各製剤1錠投与時の薬物動態パラメータ
Cmax
(μg/mL)
Tmax
(hr)
T1/2
(hr)
AUC0-24hr
(μg・hr/mL)
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠250mg「サワイ」3.6±1.21.2±1.03.9±1.223.5±8.7
標準製剤(錠剤、250mg)3.8±1.21.1±0.43.7±1.223.9±9.8
(Mean±S.D.)
血清中濃度ならびにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
溶出挙動
本製剤は、日本薬局方に定められた溶出規格に適合していることが確認されている。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
フェノチアジン系薬剤
クロルプロマジン塩酸塩等
中枢神経抑制剤
バルビツール酸誘導体等
モノアミン酸化酵素阻害剤
アルコール
相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。機序不明

重大な副作用 

(頻度不明)
ショック
ショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用 

下記のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。

頻度不明
精神神経系注1)めまい・ふらつき、ねむけ、頭痛・頭重感、倦怠感、脱力感
消化器腹痛a)、消化不良b)、嘔気、胃腸障害、下痢、便秘、口内乾燥、舌炎、悪心
血液白血球減少、血小板減少
過敏症発疹注2、c)、浮腫・腫脹感注2)、そう痒感、口内炎、熱感

注1)このような症状があらわれた場合には減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
注2)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
a)胃痛、胃部不快感を含む。
b)胃のもたれ(膨満感、胃重感)、胸やけ、食欲不振を含む。
c)皮疹、薬疹を含む。

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