製品名 オルメサルタン錠5mg「日医工」
オルメサルタン錠10mg「日医工」
オルメサルタン錠20mg「日医工」
オルメサルタン錠40mg「日医工」

一般名
Olmesartan Medoxomil
薬効分類
降圧薬
 >ARB
価格
5mg1錠:10.7円/錠
10mg1錠:20.4円/錠
20mg1錠:39円/錠
40mg1錠:57.3円/錠

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 高血圧症

用法・用量

  • 通常,成人にはオルメサルタン メドキソミルとして10~20mgを1日1回経口投与する。なお,1日5~10mgから投与を開始し,年齢,症状により適宜増減するが,1日最大投与量は40mgまでとする。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
  • アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者(ただし,他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)[非致死性脳卒中,腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。](「重要な基本的注意」の項参照)
副作用
(以下,全て頻度不明)
血管浮腫
顔面,口唇,咽頭,舌の腫脹等が症状としてあらわれることがあるので観察を十分に行うこと。
腎不全
腎不全があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
高カリウム血症
重篤な高カリウム血症があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,直ちに適切な処置を行うこと。
ショック,失神,意識消失
ショック,血圧低下に伴う失神,意識消失があらわれることがあるので,観察を十分に行い,冷感,嘔吐,意識消失等があらわれた場合には,直ちに適切な処置を行うこと。特に血液透析中,厳重な減塩療法中,利尿降圧剤投与中の患者では低用量から投与を開始し,増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行うこと。
肝機能障害,黄疸
AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTPの上昇等の肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
血小板減少
血小板減少があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
低血糖
低血糖があらわれることがある(糖尿病治療中の患者であらわれやすい)ので,観察を十分に行い,脱力感,空腹感,冷汗,手の震え,集中力低下,痙攣,意識障害等があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
横紋筋融解症
筋肉痛,脱力感,CK(CPK)上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー
そう痒感,全身発赤,血圧低下,呼吸困難等が症状としてあらわれることがあり,またアナフィラキシーショックを起こしたとの報告もあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
重度の下痢
長期投与により,体重減少を伴う重度の下痢があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。なお,生検により腸絨毛萎縮等が認められたとの報告がある。
注意

次の患者には慎重に投与すること

両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者(「重要な基本的注意」の項参照)
高カリウム血症の患者(「重要な基本的注意」の項参照)
重篤な腎機能障害のある患者[腎機能を悪化させるおそれがある。血清クレアチニン値が3.0mg/dL以上の患者での十分な使用経験はないので,このような患者に対しては状態を観察しながら慎重に投与すること。]
肝機能障害のある患者[外国において,軽度又は中等度の肝機能障害患者でオルメサルタンの血漿中濃度(AUC)が,健康な成人と比較してそれぞれ1.1倍と1.7倍に上昇することが報告されている。]
脳血管障害のある患者[過度の降圧が脳血流不全を惹起し,病態を悪化させるおそれがある。]
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者においては,腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがあるので,治療上やむを得ないと判断される場合を除き,使用は避けること。
高カリウム血症の患者においては,高カリウム血症を増悪させるおそれがあるので,治療上やむを得ないと判断される場合を除き,使用は避けること。
また,腎機能障害,コントロール不良の糖尿病等により血清カリウム値が高くなりやすい患者では,高カリウム血症が発現するおそれがあるので,血清カリウム値に注意すること。
本剤の投与によって,一過性の急激な血圧低下を起こすおそれがあるので,そのような場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。また,特に次の患者では低用量から投与を開始し,増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行うこと。
血液透析中の患者
利尿降圧剤投与中の患者
厳重な減塩療法中の患者
アリスキレンフマル酸塩を併用する場合,腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため,患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。なお,eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については,治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。
オルメサルタン メドキソミル製剤を含むアンジオテンシンII受容体拮抗剤投与中に重篤な肝機能障害があらわれたとの報告がある。肝機能検査を実施するなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
手術前24時間は投与しないことが望ましい。
降圧作用に基づくめまい,ふらつきがあらわれることがあるので,高所作業,自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)
高齢者では一般に過度の降圧は好ましくないとされているので,開始用量を遵守し,患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。[脳梗塞等が起こるおそれがある。]
65歳未満の非高齢者と65歳以上の高齢者においてオルメサルタン メドキソミル製剤の降圧効果及び副作用に差はみられなかった。

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。また,投与中に妊娠が判明した場合には,直ちに投与を中止すること。[妊娠中期及び末期にアンジオテンシンII受容体拮抗剤やアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された高血圧症の患者で羊水過少症,胎児・新生児の死亡,新生児の低血圧,腎不全,高カリウム血症,頭蓋の形成不全及び羊水過少症によると推測される四肢の拘縮,頭蓋顔面の変形,肺の形成不全等があらわれたとの報告がある。]
授乳中の婦人への投与を避け,やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。[動物実験(ラット)の5mg/kg/日で乳汁中への移行が認められている。また,動物実験(ラット周産期及び授乳期経口投与)の200mg/kg/日で出生児に腎盂拡張を伴う死亡及び体重減少が,8mg/kg/日で出生児に体重増加抑制及び生後分化の遅延が認められている。]
低出生体重児,新生児,乳児,幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
生物学的同等性試験
オルメサルタン錠5mg「日医工」
オルメサルタン錠5mg「日医工」は,「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン(平成24年2月29日 薬食審査発0229第10号)」に基づき,オルメサルタン錠10mg「日医工」を標準製剤としたとき,溶出挙動が等しく,生物学的に同等とみなされた。
オルメサルタン錠10mg「日医工」
オルメサルタン錠10mg「日医工」及び標準製剤を,クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(オルメサルタン メドキソミルとして10mg)健康成人男性に絶食単回経口投与して血漿中オルメサルタン濃度を測定し,得られた薬物動態パラメータ(AUC,Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果,log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり,両剤の生物学的同等性が確認された。
<オルメサルタン錠10mg「日医工」>
判定パラメータ参考パラメータ
AUC0→48(ng・hr/mL)Cmax(ng/mL)Tmax(hr)t1/2(hr)
オルメサルタン錠10mg「日医工」2139.1±555.1321.0±60.22.00±0.687.26±2.15
標準製剤(普通錠,10mg)2116.0±523.4321.3±63.92.04±0.787.29±2.20
(1錠投与,Mean±S.D.,n=24)
血漿中濃度並びにAUC,Cmax等のパラメータは,被験者の選択,体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
オルメサルタン錠20mg「日医工」
オルメサルタン錠20mg「日医工」及び標準製剤を,クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(オルメサルタン メドキソミルとして20mg)健康成人男性に絶食単回経口投与して血漿中オルメサルタン濃度を測定し,得られた薬物動態パラメータ(AUC,Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果,log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり,両剤の生物学的同等性が確認された。
<オルメサルタン錠20mg「日医工」>
判定パラメータ参考パラメータ
AUC0→48(ng・hr/mL)Cmax(ng/mL)Tmax(hr)t1/2(hr)
オルメサルタン錠20mg「日医工」3452.9±656.2523.5±110.82.44±1.168.15±1.74
標準製剤(普通錠,20mg)3692.9±672.2568.0±122.32.02±0.898.04±1.55
(1錠投与,Mean±S.D.,n=24)
血漿中濃度並びにAUC,Cmax等のパラメータは,被験者の選択,体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
オルメサルタン錠40mg「日医工」
オルメサルタン錠40mg「日医工」及び標準製剤を,クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(オルメサルタン メドキソミルとして40mg)健康成人男性に絶食単回経口投与して血漿中オルメサルタン濃度を測定し,得られた薬物動態パラメータ(AUC,Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果,log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり,両剤の生物学的同等性が確認された。
<オルメサルタン錠40mg「日医工」>
判定パラメータ参考パラメータ
AUC0→48(ng・hr/mL)Cmax(ng/mL)Tmax(hr)t1/2(hr)
オルメサルタン錠40mg「日医工」8100.2±1867.21052.9±220.12.13±0.618.02±0.94
標準製剤(普通錠,40mg)8098.4±2002.41081.9±290.32.11±0.838.26±0.93
(1錠投与,Mean±S.D.,n=23)
血漿中濃度並びにAUC,Cmax等のパラメータは,被験者の選択,体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
溶出挙動
オルメサルタン錠5mg「日医工」,オルメサルタン錠10mg「日医工」,オルメサルタン錠20mg「日医工」及びオルメサルタン錠40mg「日医工」は,日本薬局方医薬品各条に定められたオルメサルタン メドキソミル錠の溶出規格に適合していることが確認されている。