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インサイドパップ70mg

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○下記疾患ならびに症状の鎮痛・消炎

    • 変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘等)、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛

用法・用量

  • 1日2回患部に貼付する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤又は他のインドメタシン製剤に対して過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重症喘息発作を誘発するおそれがある。][9.1.1参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 気管支喘息のある患者(アスピリン喘息又はその既往歴のある患者を除く)
重症喘息発作を誘発するおそれがある。[2.2参照]
9.1.2 皮膚感染症のある患者
感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に使用すること。皮膚の感染症を不顕性化するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対しては治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。また、シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

8.重要な基本的注意

8.1 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
8.2 慢性疾患(変形性関節症等)に対して用いる場合には、薬物療法以外の療法も考慮すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤使用時の注意
14.1.1 損傷皮膚及び粘膜に使用しないこと。
14.1.2 湿疹又は発疹の部位に使用しないこと。
14.1.3 必要に応じ、テープ等で保定することが望ましい。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
健康成人の腰背部に貼付剤及び軟膏(いずれも768cm2、インドメタシンとして384mg)を24時間貼付又は塗布したときの血中濃度曲線における各種パラメータは下表のとおりであった。
貼付剤軟膏
Cmax(ng/mL)10.25.8
Tmax(時間)248
T1/2(時間)9.916.9
AUC0→48(ng・hr/mL)286.4227.2
16.3 分布
整形外科疾患のため手術の予定されている患者に貼付剤(192cm2、インドメタシンとして96mg)を貼付したときの各組織内インドメタシン濃度は、貼付後10時間で、皮膚4720.2ng/g、皮下脂肪1975.8ng/g、筋肉335.6ng/g、滑膜56.4ng/gを示し、深部への分布が確認された。これらの組織内濃度はいずれも血漿中濃度26.7ng/mLより高かった。
16.5 排泄
健康成人の腰背部に貼付剤(768cm2、インドメタシンとして384mg)を24時間貼付したときの尿中排泄量(0~120時間)は297μgで、投与量に対する累積排泄率は0.08%であった。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
皮膚発赤、そう痒発疹、ヒリヒリ感、腫脹かぶれ
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