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ヘキサミン静注液2g「ニッシン」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎)

用法・用量

  • ヘキサミンとして、通常成人1日1~2gを静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 腎不全のある患者[9.2.1参照]
  • 2.2 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.3 尿をアルカリ性にする薬剤を投与している患者[10.1参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.2 腎機能障害患者
9.2.1 腎不全患者
投与しないこと。体内に蓄積し、毒性を示すおそれがある。[2.1参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

14.適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意
寒冷時に結晶を析出することがあるので、このような場合には体温程度に加温溶解の後使用すること。
14.2 薬剤投与時の注意
静脈内投与にあたっては、できるだけゆっくり投与すること。

併用禁忌 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
尿をアルカリ性にする薬剤
炭酸水素ナトリウム(重曹)等[2.3参照]
本剤の効果が減弱することがある。本剤は酸性尿(pHが5.5以下)中で抗菌作用を発現するが、尿をアルカリ性にする薬剤は本剤の作用を減弱させる。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
過敏症発疹等
泌尿器頻尿、蛋白尿、血尿
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