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ニカルジピン塩酸塩錠10mg「ツルハラ」、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 本態性高血圧症

用法・用量

  • 通常成人には1回ニカルジピン塩酸塩として10~20mgを1日3回経口投与する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 頭蓋内出血で止血が完成していないと推定される患者[出血が促進する可能性がある。]
  • 2.2 脳卒中急性期で頭蓋内圧が亢進している患者[頭蓋内圧が高まるおそれがある。]
  • 2.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 低血圧症の患者
血圧がさらに低下する可能性がある。
9.1.2 緑内障の患者
血管拡張作用により眼圧の上昇を招くおそれがある。
9.2 腎機能障害患者
一般に重篤な腎機能障害のある患者では、降圧に伴い腎機能が低下する可能性がある。
9.3 肝機能障害患者
本剤は肝臓で代謝される。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット)で、妊娠末期に投与すると出生児の体重が少なく、その後の体重増加も抑制された。[2.3参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で、乳汁中へ移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
低用量から投与を開始し、経過を十分に観察しながら慎重に投与することが望ましい。一般的に過度の降圧は好ましくないとされている。

8.重要な基本的注意

8.1 Ca拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を十分に行うこと。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること。
8.2 降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 生物学的同等性試験
<ニカルジピン塩酸塩錠10mg「ツルハラ」>
ニカルジピン塩酸塩錠10mg「ツルハラ」とペルジピン錠10mgをクロスオーバー法により、それぞれ2錠(ニカルジピン塩酸塩として20mg)を健康成人男子に絶食時単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.8)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。
判定パラメータ参考パラメータ
AUC0-6(ng・hr/mL)Cmax(ng/mL)Tmax(hr)t1/2(hr)
ニカルジピン塩酸塩錠10mg「ツルハラ」50.1±1.927.7±1.11.13±0.071.0±0.2
ペルジピン錠10mg50.9±1.626.2±0.91.17±0.071.2±0.3
(Mean±S.E.、n=12)
<ニカルジピン塩酸塩錠20mg「ツルハラ」>
ニカルジピン塩酸塩錠20mg「ツルハラ」とペルジピン錠20mgをクロスオーバー法により、それぞれ1錠(ニカルジピン塩酸塩として20mg)を健康成人男子に絶食時単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.8)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。
判定パラメータ参考パラメータ
AUC0-6(ng・hr/mL)Cmax(ng/mL)Tmax(hr)t1/2(hr)
ニカルジピン塩酸塩錠20mg「ツルハラ」56.0±2.328.7±1.01.04±0.041.0±0.2
ペルジピン錠20mg58.0±3.528.0±1.31.21±0.071.2±0.2
(Mean±S.E.、n=12)
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
他の血圧降下剤血圧降下作用が増強されることがある。両剤の薬理学的な相加作用等による。
β-遮断剤
プロプラノロール 等
うっ血性心不全患者では、過度の血圧低下、心機能の低下があらわれることがある。必要に応じどちらかを減量又は投与を中止する。両剤の薬理学的な相加作用による。
(1)血圧降下作用の増強
(2)陰性変力作用の増強
ジゴキシンジゴキシンの作用を増強し、中毒症状(嘔気、嘔吐、めまい、徐脈、不整脈等)があらわれることがある。必要に応じジゴキシンを減量する。本剤が、主に腎でのクリアランスを減少させ、ジゴキシンの血中濃度が上昇する。
ダントロレンナトリウム水和物他のCa拮抗剤(ベラパミル等)の動物実験で心室細動、循環虚脱がみられたとの報告がある。高カリウム血症を来すと考えられる。
タンドスピロンクエン酸塩動物実験で血圧降下作用が増強されたとの報告がある。タンドスピロンクエン酸塩は中枢性の血圧降下作用を有し、相加的な降圧作用を示す。
ニトログリセリン動物実験で房室ブロックを起こしたとの報告がある。機序不明
免疫抑制剤
シクロスポリン
タクロリムス水和物 等
免疫抑制剤の作用を増強し、中毒症状(特に腎機能異常)があらわれることがある。また、本剤の作用を増強し、血圧低下、頻脈等があらわれることがある。必要に応じ免疫抑制剤及び本剤を減量する。本剤あるいは免疫抑制剤によりCYP3A4が阻害され、免疫抑制剤あるいは本剤の血中濃度が上昇する。
フェニトイン(1)フェニトインの作用を増強し、中毒症状(神経的)があらわれることがある。必要に応じフェニトインを減量する。
(2)本剤の作用が減弱されることがある。必要に応じ本剤を増量する。
(1)本剤の蛋白結合率が高いため、血漿蛋白結合競合により、遊離型フェニトインが上昇する。
(2)CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される。
リファンピシン本剤の作用が減弱されることがある。必要に応じ本剤を増量する。CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される。
シメチジン本剤の作用が増強され、血圧低下、頻脈等があらわれることがある。必要に応じ本剤を減量する。これらの薬剤によりCYP3A4が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する。
HIVプロテアーゼ阻害剤
サキナビル
リトナビル 等
本剤の血中濃度が上昇し、本剤の作用が増強されるおそれがある。これらの薬剤によりCYP3A4が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する。
グレープフルーツジュース本剤の作用が増強されるおそれがある。グレープフルーツジュースによりCYP3A4が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 血小板減少(頻度不明)
11.1.2 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST・ALT・γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。
発現頻度は、承認時までの臨床試験及び使用成績調査結果に基づいている。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満
肝臓AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇ビリルビン上昇
腎臓BUN上昇、クレアチニン上昇
血液顆粒球減少
消化器悪心・嘔吐、胃部不快感、食欲不振胸やけ、口渇、便秘、下痢、腹痛
循環器顔面潮紅、熱感、動悸、血圧低下、浮腫、倦怠感、のぼせ立ちくらみ、頻脈
過敏症発疹そう痒感、光線過敏症
口腔歯肉肥厚
その他頭痛・頭重、めまい耳鳴、眠気、しびれ感、不眠、胸部不快感、流涎、発赤、頻尿

発現頻度は、承認時までの臨床試験及び使用成績調査結果に基づいている。

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