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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 片頭痛、緊張性頭痛

用法・用量

  • 通常、成人にはジメトチアジンとして1日60mgを3回に分けて経口投与する。
    重症には必要に応じジメトチアジンとして1日120mgまで増量することができる。
    年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 フェノチアジン系化合物及びその類似化合物に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 昏睡状態にある患者[昏睡状態が悪化するおそれがある。]
  • 2.3 バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者[中枢神経抑制剤の作用を延長し増強させる。]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

8.重要な基本的注意

8.1 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように十分注意すること。
8.2 制吐作用を有し、他の薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化することがあるので注意すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
ラットにジメトチアジン100mg/kg単回経口投与後の血漿中ジメトチアジン濃度は、投与2時間後に最高値0.4μg/mLとなり、24時間後には消失した。
16.3 分布
ラットにジメトチアジン単回経口投与2時間後の体内分布は、肝臓、肺に血漿の約80~100倍分布し、次いで腎臓、脾臓、脂肪組織、心臓、脳、腓腸筋の順であった。脳内濃度は血漿中濃度の約5倍であった。24時間後の各組織内濃度は、いずれもゼロに近かった。
16.4 代謝
健康成人4例にジメトチアジンカプセル1mg/kg注)を単回経口投与したとき、ジメトチアジンは肝臓で代謝され、側鎖の脱メチル化、フェノチアジン核のSの酸化及び水酸化を受けた(外国人データ)。
注)本剤の承認された用法・用量とは異なる。
16.5 排泄
ラットにジメトチアジン100mg/kgを単回経口投与したとき、24時間の未変化体の尿中排泄量は投与量の0.03%、また胆汁中排泄量は0.04%であった。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
中枢神経抑制剤
バルビツール酸誘導体
催眠鎮痛剤
麻酔剤 等
アルコール
相互に中枢神経抑制作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。共に中枢神経抑制作用を有する。
降圧剤
ACE阻害剤
アンジオテンシンII受容体拮抗剤
持続性Ca拮抗剤
相互に降圧作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。共に降圧作用を有する。
アトロピン様作用を有する薬剤
ブチルスコポラミン臭化物
三環系抗うつ剤
抗ヒスタミン剤
相互に抗コリン作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。共に抗コリン作用を有する。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

5%以上0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
過敏症発疹
皮膚色素沈着光線過敏症
精神神経系眠気ふらつき、めまい、倦怠感、不眠振戦、神経過敏
消化器口渇胃不快感、悪心、胃痛、便秘、下痢食欲不振、腹痛、軟便
内分泌系乳房痛、月経異常
その他熱感
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