今日の臨床サポート

ノイロトロピン注射液3.6単位

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効能・効果/用法・用量 

腰痛症、頸肩腕症候群、症候性神経痛、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、蕁麻疹)に伴うそう痒、アレルギー性鼻炎通常成人1日1回ノイロトロピン単位として、3.6単位(1管)静脈内、筋肉内又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
スモン(SMON)後遺症状の冷感・異常知覚・痛み通常成人1日1回ノイロトロピン単位として、7.2単位(2管)静脈内に注射する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

適用上の注意

筋肉内投与時
組織、神経等への影響を避けるため、下記の点に配慮すること。
神経走行部位を避けるよう注意すること。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
注射部位に疼痛・硬結をみることがある。
配合時
ジアゼパム注射液と混合するとき、沈殿を生じるので配合しないこと。
アンプルカット時
本剤にはアンプルカット時にガラス微小片混入の少ないワンポイントカットアンプルを使用しているが、更に安全に使用するため、エタノール綿等で消毒することが望ましい。このとき、エタノールが内容液中に混入しないよう蒸発してからカットすること。(末尾アンプルカット方法参照)

用法用量に関連する使用上の注意

スモン(SMON)後遺症状の冷感・異常知覚・痛みに対する投与期間は、6週間を目安とする。ただし、投与開始2週間で何ら効果が認められない場合には漫然と投薬を続けないように注意すること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。〔妊娠中及び授乳中の投与に関する安全性は確立していない。〕

小児等への投与

低出生体重児、新生児への投与に関する安全性は確立していない(使用経験がない)。

薬物動態

薬物代謝酵素
本剤はCYP1A2、CYP2A6、CYP2C8、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6及びCYP4A11の基質となる種々の薬物の代謝に影響を与えないこと、またCYP2E1、CYP3A4により代謝される併用薬物との相互作用が起こる可能性は極めて低いことが示唆されている(in vitro試験)。

重大な副作用 

ショック、アナフィラキシー様症状(いずれも頻度不明)
ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、脈拍の異常、胸痛、呼吸困難、血圧低下、意識喪失、発赤、そう痒感等の異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用 

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
過敏症(注1)発疹、そう痒じんま疹、喘息発作紅斑
循環器血圧上昇、心悸亢進血圧低下
消化器悪心・嘔気、嘔吐、口渇、食欲不振腹痛、下痢
精神神経系眠気めまい、頭痛・頭重感、しびれ、発汗ふらつき、ふるえ、けいれん、異常感覚、冷感、発赤、潮紅(フラッシング)、冷汗、意識障害、意識喪失、ぼんやり
肝臓AST(GOT)の上昇、ALT(GPT)の上昇
投与部位注射部発赤、注射部腫脹注射部疼痛、注射部硬結
その他ほてり顔面紅潮、気分不良、倦怠感、脱力感、一過性の不快感、悪寒浮腫、腫脹、発熱、さむけ、戦慄

(注1)過敏症が発現した場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

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