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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 統合失調症

用法・用量

  • 通常、成人にはブロナンセリンとして40mgを1日1回貼付するが、患者の状態に応じて最大80mgを1日1回貼付することもできる。
    なお、患者の状態により適宜増減するが、1日量は80mgを超えないこと。
    本剤は、胸部、腹部、背部のいずれかに貼付し、24時間ごとに貼り替える。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 昏睡状態の患者[昏睡状態が悪化するおそれがある。]
  • 2.2 バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者[中枢神経抑制作用が増強される。]
  • 2.3 アドレナリンを投与中の患者(アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)[10.1参照]
  • 2.4 イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール(経口剤、口腔用剤、注射剤)、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ポサコナゾール、リトナビルを含む製剤、ダルナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、エンシトレルビル、コビシスタットを含む製剤を投与中の患者[10.1参照]
  • 2.5 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 心・血管系疾患、低血圧、又はそれらの疑いのある患者
一過性の血圧降下があらわれることがある。
9.1.2 パーキンソン病又はレビー小体型認知症のある患者
錐体外路症状が悪化するおそれがある。
9.1.3 てんかん等の痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者
痙攣閾値を低下させるおそれがある。
9.1.4 自殺企図の既往及び自殺念慮を有する患者
症状を悪化させるおそれがある。
9.1.5 糖尿病又はその既往歴のある患者、あるいは糖尿病の家族歴、高血糖、肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者
血糖値が上昇することがある。[8.4、11.1.9参照]
9.1.6 脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者
悪性症候群が起こりやすい。[11.1.1参照]
9.1.7 不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の患者
肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されている。[11.1.7参照]
9.3 肝機能障害患者
血中濃度が上昇するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がある。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に使用すること。一般に生理機能が低下しており、錐体外路症状等の副作用があらわれやすい。

8.重要な基本的注意

8.1 1日貼付量を遵守し、本剤の貼付量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。
8.2 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤使用中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
8.3 興奮、誇大性、敵意等の陽性症状を悪化させる可能性があるので観察を十分に行い、悪化がみられた場合には他の治療法に切り替えるなど適切な処置を行うこと。
8.4 本剤の使用により、高血糖や糖尿病の悪化があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、本剤の使用に際しては、あらかじめこれらの副作用が発現する場合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状があらわれた場合には、直ちに使用を中断し、医師の診察を受けるよう、指導すること。特に糖尿病又はその既往歴あるいはその危険因子を有する患者については、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。[9.1.5、11.1.9参照]
8.5 本剤の使用により皮膚症状が発現した場合には、適切な処置を行うか、本剤を休薬又は本剤の使用を中止すること。
8.6 光線過敏症が発現するおそれがあるので、衣服で覆う等、貼付部位への直射日光を避けること。また、本剤を剥がした後1~2週間は、貼付していた部位への直射日光を避けること。[15.2.3参照]

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
14.1.1 包装袋を開封せず交付すること。[本剤の品質は光の影響を受ける。]
14.1.2 貼り替えの際には先に貼付した製剤を除去したことを十分に確認するよう患者及びその家族に指導すること。[貼付している製剤を除去せずに新たな製剤を貼付した場合、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。]
14.2 貼付部位に関する注意
14.2.1 本剤の貼付による皮膚刺激を避けるため、貼付箇所を毎回変更すること。
14.2.2 創傷面又は湿疹・皮膚炎等がみられる部位は避けて貼付すること。
14.2.3 貼付部位の皮膚を拭い、清潔にしてから本剤を貼付すること。また、貼付部位の水分は十分に取り除くこと。
14.3 薬剤貼付時の注意
14.3.1 本剤を使用するまでは包装袋を開封せず、開封後は速やかに貼付すること。
14.3.2 本剤をハサミ等で切って使用しないこと。
14.3.3 本剤を使用する際には、ライナーを剥がして使用すること。
14.3.4 貼り替えの際には先に貼付した製剤を除去したことを十分に確認すること。
14.4 薬剤貼付期間中の注意
14.4.1 本剤が皮膚から一部剥離し粘着力が弱くなった場合は、サージカルテープ等で縁を押さえること。本剤が剥離した場合は、再貼付又は必要に応じて新しいものを貼付すること。
14.4.2 使用済みの製剤は接着面を内側にして貼り合わせた後、小児の手の届かないところに安全に廃棄すること。[貼付24時間後も製剤中に本剤の成分が残っている。]

7.用法及び用量に関連する注意

ブロナンセリン経口剤から本剤へ切り替える場合には、次の投与予定時刻に切り替え可能であるが、患者の状態を十分観察すること。切り替えに際しては、「臨床成績」の項を参考に用量を選択すること。[17.1.2参照]
本剤からブロナンセリン経口剤へ切り替える場合には、ブロナンセリン経口剤の用法・用量に従って、1回4mg、1日2回食後経口投与より開始し、徐々に増量すること。
なお、ブロナンセリン経口剤と本剤を同時期に投与することにより過量投与にならないよう注意すること。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 単回貼付(健康成人)
健康成人12例に本剤40mgを上背部に24時間単回貼付したとき、血漿中ブロナンセリン濃度は貼付約25時間後に最高濃度(Cmax)に達し、以後緩やかに減少した。
Cmax(ng/mL)AUC0-last(ng・h/mL)tmax(h)t1/2(h)
0.42±0.0913.16±2.7725.3(22.0-27.0)41.9±17.0
平均値±標準偏差、※中央値(最小値-最大値)
16.1.2 反復貼付(健康成人)
健康成人9例に本剤40mgに相当する用量を1日1回10日間背部に反復貼付したとき、平均血漿中ブロナンセリン濃度は、7日間でほぼ定常状態に達したと考えられた。定常状態でのブロナンセリン濃度の日内変動は小さく、最終(10回)貼付時のブロナンセリン濃度の最大値(Cmax)と最小値(Cmin)の比は平均1.25であった。
Cmax(ng/mL)Cmin(ng/mL)AUC0-24(ng・h/mL)tmax(h)t1/2(h)
初回貼付時0.41±0.250.31±0.189.82±5.3724.0(18-24)
最終貼付時0.96±0.410.78±0.3621.05±9.4024.0(18-28)46.4±11.3
平均値±標準偏差、※中央値(最小値-最大値)
16.1.3 反復貼付(統合失調症患者)
統合失調症患者に本剤40mg又は80mgを胸部、腹部、背部のいずれかに1日1回反復貼付したときの平均血漿中ブロナンセリン濃度は、用量に比例して増加した。また、貼付1及び2週後の濃度は、いずれの用量でも貼付6週後の濃度の60%及び80%程度だったことから、本剤を統合失調症患者に反復貼付した時の血漿中ブロナンセリン濃度は、貼付後2週間程度でほぼ定常状態に達すると考えられた。
貼付群本剤40mg本剤80mg
時期例数濃度(ng/mL)例数濃度(ng/mL)
1週後1870.67±0.381921.32±0.76
2週後1750.88±0.521841.83±0.98
6週後1621.16±0.811692.23±1.31
平均値±標準偏差
16.3 分布
16.3.1 血清蛋白結合率
99.7%以上(in vitro、ヒト血清、10ng/mL~2μg/mL、平衡透析法)
16.4 代謝
16.4.1 主な代謝産物
7,8位の各水酸化体及びこれらのグルクロン酸抱合体
N-脱エチル体
16.4.2 代謝経路
ブロナンセリンは、ピペラジン環のN-脱エチル化及びN-オキシド化、シクロオクタン環の酸化、これに続く抱合反応あるいはピペラジン環の開環など広範に代謝される。
16.4.3 代謝酵素
ブロナンセリンは、主としてCYP3A4で代謝されると考えられる(in vitro)。[10.参照]
16.5 排泄
16.5.1 排泄経路
尿中及び糞便中
16.5.2 排泄率
健康成人6例に14C-ブロナンセリン4mgを朝食2時間後単回経口投与したとき、尿中及び糞便中には、それぞれ投与放射能量の約59%及び約30%が排泄された。尿中に未変化体は認められず、主代謝物として数種類のグルクロン酸抱合体が存在した。また、糞便中には未変化体が少量(糞便中放射能量の5%未満)認められた(外国人データ)。
16.7 薬物相互作用
本剤を貼付したとき、ブロナンセリンは初回通過効果を受けないため、ブロナンセリン経口剤を投与したときに比べ、CYP3A4阻害剤・誘導剤併用時の薬物動態への影響は小さいと考えられる。[10.参照]
16.7.1 ブロナンセリン経口剤にエリスロマイシン併用時の薬物動態
(健康成人12例にブロナンセリン2mg注)を朝食後経口投与)[10.2参照]
Tmax(h)a)Cmax(ng/mL)b)t1/2(h)b)AUClast(ng・h/mL)b)
単独投与時2(1-3)0.26±0.1114.9±8.51.94±1.03
併用投与時c)3(2-3)0.63±0.2427.0±11.04.93±1.65
a)中央値(最小値-最大値)、b)平均値±標準偏差c)ブロナンセリン投与7日前より投与前日までエリスロマイシン1,200mg/日(分4)を反復経口投与し、ブロナンセリン投与時はエリスロマイシン300mgを併用
16.7.2 ブロナンセリン経口剤にケトコナゾール併用時の薬物動態
(健康成人12例にブロナンセリン2.5mg注)を朝食後経口投与(外国人データ))[10.1参照]
Tmax(h)a)Cmax(ng/mL)b)t1/2(h)b)AUClast(ng・h/mL)b)
単独投与時3(1-5)0.32±0.1320.9±9.02.60±1.39
併用投与時c)4.3(2-5)4.22±2.0518.2±5.545.17±22.82
a)中央値(最小値-最大値)、b)平均値±標準偏差c)ブロナンセリン投与7日前より投与当日までケトコナゾール400mg/日反復経口投与
注)ブロナンセリン経口剤の承認された1回用量は4mgから、1日用量は通常8~16mg、最大24mgである。

併用禁忌 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
アドレナリン
(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)
(ボスミン)
[2.3参照]
アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧降下を起こすことがある。アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される。
CYP3A4を強く阻害する薬剤
イトラコナゾール(イトリゾール)
ボリコナゾール(ブイフェンド)
ミコナゾール(経口剤、口腔用剤、注射剤)(フロリード、オラビ)
フルコナゾール(ジフルカン)
ホスフルコナゾール(プロジフ)
ポサコナゾール(ノクサフィル)
リトナビルを含む製剤(ノービア、カレトラ、パキロビッド)
ダルナビル(プリジスタ)
アタザナビル(レイアタッツ)
ホスアンプレナビル(レクシヴァ)
エンシトレルビル(ゾコーバ)
コビシスタットを含む製剤(スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス、シムツーザ)
[2.4、16.7.2参照]
本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。本剤の主要代謝酵素であるCYP3A4を阻害するため、クリアランスが減少する可能性がある。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
アドレナリン含有歯科麻酔剤
リドカイン・アドレナリン
重篤な血圧降下を起こすことがある。アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されるおそれがある。
中枢神経抑制剤
アルコール
相互に作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に使用すること。本剤及びこれらの薬剤等の中枢神経抑制作用による。
ドパミン作動薬
レボドパ製剤
ブロモクリプチン 等
相互に作用が減弱することがある。本剤はドパミン受容体遮断作用を有していることから、ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。
降圧薬降圧作用が増強することがある。本剤及びこれらの薬剤の降圧作用による。
CYP3A4阻害作用を有する薬剤
エリスロマイシン
クラリスロマイシン
シクロスポリン
ジルチアゼム 等
[16.7.1参照]
本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがあるので、観察を十分に行い、必要に応じて減量あるいは低用量から開始するなど慎重に使用すること。本剤の主要代謝酵素であるCYP3A4を阻害するため、クリアランスが減少する可能性がある。
CYP3A4誘導作用を有する薬剤
フェニトイン
カルバマゼピン
バルビツール酸誘導体
リファンピシン 等
本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。本剤の主要代謝酵素であるCYP3A4を誘導するため、クリアランスが増加する可能性がある。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 悪性症候群(頻度不明)
無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、使用を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡することがある。[9.1.6参照]
11.1.2 遅発性ジスキネジア(頻度不明)
長期使用により、口周部等の不随意運動があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合は減量又は中止を考慮すること。なお、使用中止後も症状が持続することがある。
11.1.3 麻痺性イレウス(頻度不明)
腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと。[15.2.1参照]
11.1.4 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)
低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがある。このような場合には使用を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
11.1.5 横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。
11.1.6 無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)
11.1.7 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)
肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと。[9.1.7参照]
11.1.8 肝機能障害(頻度不明)
AST、ALT、γ-GTP、ALP、ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。
11.1.9 高血糖(0.1%)、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡(いずれも頻度不明)
高血糖や糖尿病の悪化があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがある。口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状の発現に注意するとともに、血糖値の測定を行うなど十分な観察を行い、異常が認められた場合には、使用を中止し、インスリン製剤の投与等の適切な処置を行うこと。[8.4、9.1.5参照]

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

5%以上5%未満頻度不明注2)
過敏症発疹、湿疹、そう痒
循環器血圧上昇、血圧低下、心電図異常(QT間隔の延長、T波の変化等)、徐脈、動悸起立性低血圧、頻脈、不整脈、心室性期外収縮、上室性期外収縮、心拍数増加、心拍数減少
錐体外路症状注1)パーキンソン症候群(振戦、筋強剛、流涎過多、寡動、運動緩慢、歩行障害、仮面様顔貌等)(13.6%)、アカシジア(静坐不能)(10.4%)ジスキネジア(構語障害、嚥下障害、口周部・四肢等の不随意運動等)、ジストニア(痙攣性斜頚、顔面・喉頭・頚部の攣縮、眼球回転発作、後弓反張等)
肝臓AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇、肝機能異常、脂肪肝LDH上昇、ALP上昇
眼の乾燥調節障害、霧視、羞明
消化器悪心、嘔吐、便秘、下痢、食欲不振、食欲亢進、上腹部痛、胃不快感、胃炎、胃腸炎、腹痛腹部膨満感、口唇炎
内分泌プロラクチン上昇月経異常、乳汁分泌、射精障害、女性化乳房、勃起不全
泌尿器排尿困難尿閉、尿失禁、頻尿
精神神経系統合失調症の悪化不眠、睡眠障害、眠気、めまい・ふらつき、不安・焦燥感・易刺激性、頭重・頭痛、自殺企図、興奮、攻撃性、抑うつ、脱抑制、行動異常、妄想、悪夢、痙攣過鎮静、幻覚・幻聴、被害妄想、多動、脳波異常、躁状態、意識障害、異常感、会話障害、多弁、緊張、しびれ感
血液白血球増加、白血球減少好中球増加、リンパ球減少、赤血球増加、貧血、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板増加、血小板減少、異型リンパ球出現
皮膚(適用部位)紅斑(11.7%)、そう痒感皮膚炎、湿疹、発疹、丘疹、小水疱、変色、刺激感、乾燥、びらん、皮膚剥脱、じん麻疹疼痛、不快感、熱感
その他体重増加倦怠感、脱力感、体重減少、CK上昇、トリグリセリド上昇、血中コレステロール上昇、血中カリウム減少、血中ナトリウム減少、血糖上昇、糖尿病、血糖低下、胸痛、口渇、尿中蛋白陽性、上気道感染、発熱、鼻出血、鼻咽頭炎、四肢痛発汗、咳嗽、過換気、鼻漏、多飲、水中毒、顔面浮腫、浮腫、嚥下性肺炎、低体温、血中インスリン上昇、血中リン脂質増加、BUN上昇、BUN減少、血中総蛋白減少、血中カリウム上昇、尿中ウロビリン陽性、尿糖陽性、尿潜血陽性、脱毛

注1)症状があらわれた場合には必要に応じて減量又は抗パーキンソン薬の投与等、適切な処置を行うこと。
注2)頻度不明にはブロナンセリン経口剤のみで認められた副作用を含む。

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