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脳動静脈奇形

概要・推奨

  1. 脳動静脈奇形、もしくは脳動静脈奇形に起因する脳卒中が疑われた場合、頭部CT、MRIで頭蓋内精査を行う。
  1. 脳動静脈奇形と診断した場合、血管撮影を行い、重症度評価を行うことが治療方針決定上重要となる。
  1. 脳動静脈奇形と診断した場合、出血予防目的の治療の必要性を検討する。治療適応は、年齢や重症度から予想される出血リスクと治療に伴う合併症リスクを比較し決定する。
  1. 脳動静脈奇形に起因する脳出血と診断した場合、通常の脳内出血・クモ膜下出血の治療に準じた治療を行う。基本的には待機手術に準じるが、切迫する脳ヘルニア例に対しては出血急性期の積極的手術が勧められる。合併する動脈瘤からの出血が疑われる症例の場合、開頭術もしくは血管内治療による急性期の再出血予防が望まれる。
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