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転移性脳腫瘍

概要・推奨

  1. JCOG0504試験によって、摘出術後に全脳照射を行う必要はなく、摘出後残存がない場合は経過観察、残存がある場合は定位放射線照射を行うことが標準治療となった。またBrown/Mahajanの臨床試験によると、摘出後に残存がなくとも定位放射線照射を行うことにより、有意に摘出腔の局所制御率が高くなることが報告された(推奨度1)
  1. 3cm以上の大きさの腫瘍に対しては、分割定位放射線照射も行われるが、放射線壊死のリスクも高くなるため、全身状態が安定している患者に対しては手術が第1選択で行われる(推奨度2)
  1. 10個までの転移性脳腫瘍に対しても、全脳照射ではなく、定位放射線照射でも十分であると結論された(推奨度3)
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