代謝性アルカローシス :トップ    
監修: 徳田安春 一般社団法人 群星沖縄臨床研修センター
萩原佑亮 東京都立小児総合医療センター救命救急科

概要

疾患のポイント:
  1. 代謝性アルカローシスとは、動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)の低下を伴わない細胞外液中の重炭酸イオン濃度(HCO3-)の上昇である。
 
緊急対応: >詳細情報 
  1. 代謝性アシドーシスほどの緊急性はないが、循環血漿量低下や低カリウム血症などに注意して、診断、治療を行う。

症状治療・診断的治療: >詳細情報 
  1. ほとんどの場合、塩素反応性であるため塩素の補給によって代謝性アルカローシスが改善する。<図表>
 
診断へのアプローチ:(身体診察: >詳細情報 ・鑑別疾患: 鑑別疾患 ・アルゴリズム:アルゴリズム
  1. 一般的に問題視されるのは代謝性アシドーシスであるが、入院患者にみられる酸塩基平衡障害の1/3は代謝性アルカローシスといわれており、特にICUでは利尿薬と経鼻胃管吸引が原因となりやすい。
  1. 下記のアルゴリズムに沿って、タイプを決定し、その後、原因疾患を評価する。
  1. 代謝性アルカローシスのアルゴリズム:アルゴリズム
  1. pH正常時のアルゴリズム:…

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

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  • 代謝性アルカローシスに関する詳細情報
  • 代謝性アルカローシスに関する評価・治療例(詳細) (1件)
  • 代謝性アルカローシスに関するエビデンス・解説 (1件)
  • 代謝性アルカローシスに関する画像 (4件)
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

代謝性アルカローシスのアルゴリズム
pH正常時のアルゴリズム
代謝性アルカローシスの病因
塩素(CL)反応性による分類
著者校正/監修レビュー済
2016/04/01