- 概要・推奨
- まとめ
-
各論
- 血清クレアチニン値によるCockcrof...
- 血清クレアチニン値による日本人向けGFR...
- シスタチンCによる日本人向けGFR推算式
- 腎不全患者の薬物動態の特徴
- 腎機能に応じた至適薬物投与量を推算するG...
- 投与量を減らすか、投与間隔を延長するかの...
- 混乱を招きやすい添付文書の「尿中排泄率」
- 親化合物でなく活性体の尿中排泄率が重要
- 活性代謝物の存在する場合の調整法
- 分布容積の変化とその調整法
- 蛋白結合率の変化する例とその調整法
- 腎外クリアランスの変化する例とその調整法
- まとめ――腎臓病患者に対して減量すべき薬...
- 透析時の薬剤投与用量の調整方法(総論)
- 透析除去率の計算方法
- HDによる薬物除去率の概念
- HDによる薬物除去率算出方法
- PDでの調整方法
- HDでの調整方法
- CHDFでの調整方法
- 薬剤性腎障害を引き起こす薬剤とその使用に...
- 症例検索
- 文献
-
図表
- 薬物の腎排泄過程
- 薬物の消失経路
- 腎機能低下にかかわらず通常量投与が可能な...
- 血清シスタチンCと血清クレアチニン値の反...
- 腎機能が低下した患者に投与量・投与間隔の...
- 腎不全で問題となる活性代謝物の蓄積
- 腎不全に伴う分布容積(Vd)の変化(L/...
- 蛋白結合率の変化(低アルブミン血症による...
- 蛋白結合率の変化(尿毒症性物質による影響...
- 腎排泄型薬物ではないのに減量の必要な薬物
- 腎不全患者の投与設計用ノモグラム
- 腎機能の変化と薬物排泄における腎の寄与
- 薬物の透析による除去とリバウンド現象
- 透析中の除去率算出法
- 蛋白結合率(PBR)・分布容積(Vd)と...
- 血液透析(HD)と続的血液濾過透析(CH...
- 発症機序による薬剤性腎障害の主な臨床病型...
- 急性腎障害発症の危険因子
- 血清クレアチニン値によるCockcrof...
- 標準体重時と溢水時のアルベカシンの分布容...
- CAPDからHDに移行後フェニトインの蛋...
- 腎排泄型薬物でないのに血漿濃度が上昇する...
- CAPD患者とHD患者のオセルタミビル体...
- 関連する臨床レビュー
個人契約のトライアルまたはお申込みで全コンテンツが閲覧可能
疾患、症状、薬剤名、検査情報から初診やフォローアップ時の治療例まで。
1,400名の専門医による経験と根拠に基づく豊富な診療情報が、今日の臨床サポート1つで確認できます。
まずは15日間無料トライアル
概要・推奨
- 腎不全患者では水溶性の未変化体や脂溶性薬物が代謝されて親水性になった代謝物、抱合体が蓄積しやすい。代謝物、抱合体は活性を有する場合に、有害事象などの問題が発生する。
- 腎機能の推算法には、血清クレアチニン値を用いたCockcroft-Gaultの式によるクレアチニンクリアランス推算式や日本人向けGFR推算式、シスタチンCを用いた日本人向けGFR推算式などがある。それぞれの推算式の特徴や欠点を理解し、投与設計に用いるのが肝要である。
- 患者の腎機能および薬物の尿中未変化体排泄率がわかればGiusti-Hayton法によって投与補正係数を算出し、至適投与量を求めることができる。減量するか投与間隔を延長するかは、薬物の特徴や患者の体格に応じて決定する。
- 透析患者の投与設計では、透析による薬物除去の程度を考慮する。
- 薬剤性腎障害は発症機序に基づき、中毒性腎障害、アレルギー・免疫学的機序による腎障害、間接毒性による腎障害、尿路閉塞性腎障害に分類される。
- 腎不全患者では水溶性の未変化体や脂溶性薬物が代謝されて親水性になった代謝物、抱合体が蓄積しやすい。代謝物、抱合体は活性を有する場合に、有害事象などの問題が発生する。
- 腎機能の推算法には、血清クレアチニン値を用いたCockcroft-Gaultの式によるクレアチニンクリアランス推算式や日本人向けGFR推算式、シスタチンCを用いた日本人向けGFR推算式などがある。それぞれの推算式の特徴や欠点を理解し、投与設計に用いるのが肝要である。
- 患者の腎機能および薬物の尿中未変化体排泄率がわかればGiusti-Hayton法によって投与補正係数を算出し、至適投与量を求めることができる。減量するか投与間隔を延長するかは、薬物の特徴や患者の体格に応じて決定する。
- 透析患者の投与設計では、透析による薬物除去の程度を考慮する。
- 薬剤性腎障害は発症機序に基づき、中毒性腎障害、アレルギー・免疫学的機序による腎障害、間接毒性による腎障害、尿路閉塞性腎障害に分類される。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
(詳細はこちらを参照)
エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
