今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 鎌田昌洋 帝京大学医学部皮膚科学講座 教授

監修: 戸倉新樹 掛川市・袋井市病院企業団立 中東遠総合医療センター 参与/浜松医科大学 名誉教授

著者校正/監修レビュー済:2024/11/13
参考ガイドライン:
  1. 日本皮膚科学会:乾癬における生物学的製剤の使用ガイダンス(2022 年版)
  1. 日本皮膚科学会:乾癬におけるヤヌスキナーゼ(JAK)阻害内服薬(JAK1 阻害薬と TYK2 阻害薬)の使用ガイダンス
  1. 日本皮膚科学会:乾癬の光線療法ガイドライン
  1. 日本皮膚科学会:膿疱性乾癬(汎発型)診療ガイドライン(2014 年度版)
  1. 日本皮膚科学会:乾癬性関節炎診療ガイドライン 2019
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、下記の点を加筆・修正した。
  1. 新規外用薬であるタピナロフ(ブイタマー)クリームについて追記した。

概要・推奨   

【病態】
  1. 外傷、感染、薬剤などがトリガーとなり引き起こされる「初期」と、慢性的に臨床症状が維持されときに増悪する「維持期」に分けることができる。
  1. 皮疹の維持においてTNF-α、IL-23、IL-17の軸が重要であると考えられている。
  1. 尋常性乾癬、乾癬性関節炎、滴状乾癬、乾癬性紅皮症、汎発性膿疱性乾癬の5つの病型に分類される。
アカウントをお持ちの方はログイン
閲覧にはご契
閲覧には
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。
  1. 閲覧にはご契約が必要となります
閲覧にはご契
閲覧には
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契 約が必要となります。閲覧にはご契約が
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となりま

病態・疫学 

病態  
  1. 文献[1][2][3][4][5][6]
  1. 乾癬は鱗屑を伴い浸潤の触れる紅斑を呈する慢性炎症性皮膚疾患であり、QOLを著しく障害する。
  1. 乾癬の病態は、外傷、感染、薬剤などがトリガーとなり引き起こされる「初期」と、慢性的に臨床症状が維持されときに増悪する「維持期」に分けることができる。
  1. さまざまなトリガーによりNKT細胞、マクロファージなどの自然免疫系細胞や形質細胞様樹状細胞(plasmacytoid dendritic cell: pDC)が活性化され、TNFα、IFN-α、IFN-γ、IL-1βが産生される(初期)。
  1. TNFαなどで活性化した樹状細胞(TNF-α/iNOS-producing dendritic cell;TiP-DCなど)はIL-23を産生し、Th17細胞の増殖と維持に寄与する。Th17細胞などから産生されたIL-17とIL-22はケラチノサイトを活性化させ、ケラチノサイトの分化異常や増殖を引き起こし、乾癬の皮疹を形成する。さらには、ケラチノサイトは抗菌ペプチドやTNF-αを産生しさらなる炎症を誘導するとともに、ケラチノサイトやTh17細胞から産生されたTNF-αは樹状細胞の活性化を引き起こし炎症のループ(サイクル)を形成し、皮疹の維持や増悪を引き起こす(維持期)。
  1. 乾癬治療薬の効果からも、乾癬皮疹の維持においてTNF-α、IL-23、IL-17の軸が重要であると考えられている。
  1. 膿疱性乾癬においては、IL-36の病態への関与が示唆されている。
疫学・臨床像・病型  
  1. 世界の罹患率は約2~3%だが、地域や人種により異なり、日本ではおよそ0.1~0.3%と報告されている[7][8][9][10][11][12][13][14]
  1. 乾癬は尋常性乾癬、乾癬性関節炎、滴状乾癬、乾癬性紅皮症、汎発性膿疱性乾癬の5つの病型に分類される[10][15]
  1. 尋常性乾癬は鱗屑を伴い浸潤の触れる紅斑を呈し、一部は融合して局面を呈する。乾癬患者全体の約8~9割を占める。

これより先の閲覧には個人契約のトライアルまたはお申込みが必要です。

最新のエビデンスに基づいた二次文献データベース「今日の臨床サポート」。
常時アップデートされており、最新のエビデンスを各分野のエキスパートが豊富な図表や処方・検査例を交えて分かりやすく解説。日常臨床で遭遇するほぼ全ての症状・疾患から薬剤・検査情報まで瞬時に検索可能です。

まずは15日間無料トライアル
本サイトの知的財産権は全てエルゼビアまたはコンテンツのライセンサーに帰属します。私的利用及び別途規定されている場合を除き、本サイトの利用はいかなる許諾を与えるものでもありません。 本サイト、そのコンテンツ、製品およびサービスのご利用は、お客様ご自身の責任において行ってください。本サイトの利用に基づくいかなる損害についても、エルゼビアは一切の責任及び賠償義務を負いません。 また、本サイトの利用を以て、本サイト利用者は、本サイトの利用に基づき第三者に生じるいかなる損害についても、エルゼビアを免責することに合意したことになります。  本サイトを利用される医学・医療提供者は、独自の臨床的判断を行使するべきです。本サイト利用者の判断においてリスクを正当なものとして受け入れる用意がない限り、コンテンツにおいて提案されている検査または処置がなされるべきではありません。 医学の急速な進歩に鑑み、エルゼビアは、本サイト利用者が診断方法および投与量について、独自に検証を行うことを推奨いたします。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
鎌田昌洋 : 講演料(協和キリン(株),アッヴィ合同会社,鳥居薬品(株),日本イーライリリー(株),大鵬薬品工業(株),ユーシービージャパン(株),日本ベーリンガーインゲルハイム(株),ブリストル・マイヤーズスクイブ(株),マルホ(株))[2025年]
監修:戸倉新樹 : 講演料(サノフィ(株),日本イーライリリー(株),アッヴィ合同会社,マルホ(株))[2025年]

ページ上部に戻る

乾癬

戻る