自己免疫性膵炎

著者: 神澤輝実 都立駒込病院 内科

監修: 下瀬川徹 みやぎ県南中核病院企業団

著者校正/監修レビュー済:2019/10/03
参考ガイドライン:
自己免疫性膵炎診療ガイドライン2013

概要・推奨  

  1. 閉塞性黄疸で膵腫大を認めた患者には、自己免疫性膵炎も疑い、検査することが勧められる(推奨度2
  1. 涙腺腫大、唾液腺腫大のある患者は、自己免疫性膵炎の併発を疑い、検査する必要がある(推奨度2)
  1. びまん性膵腫大は膵臓癌より自己免疫性膵炎を示唆する所見である(推奨度1)
  1. Capsule-like low-density rimは、膵臓癌より自己免疫性膵炎を示唆する所見である(推奨度1)
  1. ERCP所見は、自己免疫性膵炎と膵臓癌との鑑別に有用である(推奨度2)
  1. FDG-PETは自己免疫性膵炎の膵外病変の診断に有用である(推奨度2)
  1. 血中IgG4値の測定は自己免疫性膵炎と膵臓癌との鑑別に有用である(推奨度1)
  1. EUS-FNAは自己免疫性膵炎と膵臓癌との鑑別に有用である(推奨度2)
  1. ステロイド治療は自己免疫性膵炎の標準治療法である(推奨度1)
  1. 自己免疫性膵炎はしばしば再燃する。
  1. 少量のステロイドの維持療法は、自己免疫性膵炎の再燃予防に有効である(推奨度2)。
  1. ステロイド不効・依存のIgG4関連疾患は難病に指定された。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 診断基準が自己免疫性膵炎臨床診断基準2018に改訂された。


ページ上部に戻る

疫学、診断、治療、予後、それらのエビデンス等をご覧になりたい場合には、
トライアル登録またはご契約へ
  • 消化器 の他のコンテンツを見る