結節性紅斑 :トップ    
監修: 戸倉 新樹 浜松医科大学医学部附属病院 皮膚科
遠藤雄一郎 京都大学 皮膚生命科学講座(皮膚科学分野)

概要

疾患のポイント:
  1. 結節性紅斑は、皮下脂肪織を炎症の場とする炎症性皮膚疾患である。
  1. 1~2週間で軽快する急性型と、月単位で進行する慢性型に分けられる。
 
診断: >詳細情報 
  1. 通常、臨床症状(両下腿伸側優位の有痛性紅斑<図表>)より診断する。発熱、下腿の腫脹、関節痛を伴うことがある。
  1. 皮膚生検では、異型を伴わないリンパ球や好中球が浸潤する隔壁性(中隔性)脂肪織炎を呈する。通常は血管炎や脂肪の変性を伴わない[3]。
  1. 鑑別診断は、 蜂窩織炎 、 遊走性血栓性静脈炎 、うっ滞性脂肪織炎、Weber-Christian病、皮下脂肪織炎様T細胞リンパ腫( 悪性リンパ腫 )である。鑑別: >詳細情報 
 
原因疾患・合併疾患の評価: >詳細情報 
  1. 本症を発症する代表的な基礎疾患として、ウイルス感染症、溶連菌感染症を含む細菌感染症、 結核 、 ハンセン病 、 サルコイドーシス 、 ベーチェット病  、 潰瘍性大腸炎 、 クローン病 、 大動脈炎症候群 、…

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

結節性紅斑での初期採血例
  1. 他覚所見に乏しい
○ 基礎疾患のスクリーニングを念頭に検査を行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

結節性紅斑の治療の概略
結節性紅斑
皮膚所見:結節性紅斑の臨床写真
著者校正/監修レビュー済
2016/05/13