疣贅

著者: 石地尚興 東京慈恵会医科大学 皮膚科学講座

監修: 戸倉 新樹 浜松医科大学医学部附属病院 皮膚科

著者校正/監修レビュー済:2016/06/10

概要・推奨  

※『尋常性疣贅診療ガイドライン2019(第1版)』(日本皮膚科学会)が発行されたため現在更新作業中です。本稿には必ずしも最新のガイドラインを反映していない記述が含まれている可能性があるためご注意下さい。
 
疾患のポイント:
  1. 疣贅とは、ヒト乳頭腫ウイルス感染症であり、尋常性疣贅、青年性扁平疣贅、尖圭コンジローマなどを指す。
  1. 感染経路は経皮感染である。
 
診断: >詳細情報 
  1. 尋常性疣贅:肉眼所見より診断する。ダーモスコピーでの観察も有用である。角化が強い場合、少し削ってみるとよい。<図表><図表>
  1. 青年性扁平疣贅:肉眼所見より診断する。ダーモスコピーでの観察が有用である。<図表>
  1. 尖圭コンジローマ:肉眼所見より診断する。粘膜部では、3%酢酸を塗布して観察するとよい。<図表>
 
治療: >詳細情報 
  1. 最も一般的な治療法は液体窒素凍結療法である。
  1. ほかに、イミキモド外用療法、ヨクイニン内服療法、電気メス焼灼療法などがある。
 
専門医相談のタイミング: >詳細情報 
  1. 疣贅は薬物療法の適応が少なく、皮膚科での治療が中心となる。
 
臨床のポイント:
  1. 足底の疣贅を胼胝・鶏眼と誤診している一般医が多いので、ダーモスコピーや削った断面観察などにより確定診断をする必要がある。下床に骨のない土踏まずなどには通常鶏眼はできないので多くは疣贅である。
  1. 尖圭コンジローマのような性感染症…
検査・処方例
※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

診断に迷ったときの評価例
  1. 悪性腫瘍との鑑別には生検による組織学的診断が必要である。
○ 診断に迷った場合、確定診断として下記の検査を行う。

薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)


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