頻脈・不整脈(小児科) :トップ    
監修: 五十嵐隆 国立成育医療研究センター
朝海廣子 東京大学医学部付属病院 小児科

概要

小児頻脈・不整脈のポイント:
  1. 小児の不整脈:
  1. 最も頻度が高いものは、心室性期外収縮である。特に、運動にて増悪する不整脈の鑑別は重要である。年長児であれば、心室性期外収縮をみた場合に、簡便にその場で10回以上のジャンプをさせ、心拍数が速くなった際に期外収縮の消失があれば、運動で期外収縮が減るタイプと考えることができる(例外もあり、正式には運動負荷での判断を要する)。
  1. 小児の頻脈:
  1. 頻脈を呈する疾患では、WPW症候群に伴うPSVTが多く、5歳以上では発作頻度を考慮しカテーテルアブレーション治療も検討する。
  1. 小児の徐脈:
  1. 徐脈では、症状の有無が最も重要であり、治療を要するものはペースメーカー治療を検討する。
  1. 小児の失神例やニアミス例:
  1. QT延長症候群を始めとした遺伝性不整脈疾患を念頭に置いた検索が重要である。不整脈の家族歴の聴取を行う。(QT延長症候群の診断基準<図表>
 
重要な疾患:
  1. 頻度の高い疾患: >詳細情報 
  1. 上室性期外収縮、心室性期外収縮、 I度、II度房室ブロック、発熱、感染などに伴う洞頻拍、不安、ストレスなどによる動悸、電解質異常、甲状腺機能異常
  1. 重篤な疾患: >詳細情報 
  1. 発作性上室性頻拍(PSVT)、心室頻拍、高度房室ブロック、QT延長症候群、先天性心疾患術後不整脈
  1. まれな治療可能疾患: >詳細情報 
  1. カテコラミン誘発性多形心室頻拍(CPVT)、 Brugada症候群、不整脈源性右室心筋症(ARVC)、洞不全症候群、心房頻拍、心房粗動、接合部頻拍、心臓腫瘍、QT短縮症候群、特発性心室細動
 
鑑別方法のアルゴリズム:
  1. 期外収縮の鑑別…

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

心室性期外収縮の検査例
  1. 基礎心疾患の有無と心機能への影響の評価を行う。
  1. 運動との関連をみる。
  1. 連発の有無や頻度を評価する。
  1. 以下の検査を行う。
○ 1)を行い、可能であれば1回は2)~4)を行うことを薦める。

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薬剤監修について:
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※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
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尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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(詳細はこちらを参照)

期外収縮の鑑別
徐脈性不整脈の鑑別
頻脈性不整脈の鑑別
著者校正/監修レビュー済
2018/05/23


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