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急性リウマチ熱

著者: 武井修治 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科(小児科)

監修: 今井靖 自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門・内科学講座循環器内科学部門

著者校正済:2020/07/16
現在監修レビュー中

参考ガイドライン:
  1. American Heart Association(https://www.heart.org/en): Circulation 2009, 119:1541-51.

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概要・推奨  

  1. A群レンサ球菌感染症に罹患した場合、続発症であるリウマチ熱の発症予防目的で10日間の抗菌薬療法を行うべきである(推奨度1)。
  1. リウマチ熱の発症予防目的の抗菌薬としては、ペニシリン系抗菌薬が推奨される(推奨度1)。
  1. 診断にはJones改訂診断基準(2015)を用いることが推奨される(推奨度1)。
  1. 先行するA群レンサ球菌感染の証明には、複数の関連抗体測定が有用である(推奨度2)。
  1. リウマチ熱の関節炎は、その特徴から他のリウマチ性疾患の関節炎との鑑別が可能である(推奨度2)。
  1. 関節炎が持続する場合、A群レンサ球菌感染後反応性関節炎(post-streptoccal reactive arthritis、PSRA)との鑑別が重要である(推奨度2)。
  1. 不随意運動が出現し、脅迫性症状や行動異常などを伴う場合は、舞踏病を疑う(推奨度1)。
  1. リウマチ熱再発予防のために、ペニシリン系抗菌薬の長期予防内服が推奨される(推奨度1)。
  1. ステロイド療法は、リウマチ熱の重症度や活動性に応じた投与量が推奨されている(推奨度1)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、鑑別すべき疾患を追加した。

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