脳室周囲白質軟化症(小児科)

著者: 木村夫美恵 都立北療育医療センター城南分園

監修: 渡辺博 帝京大学医学部附属溝口病院

著者校正/監修レビュー済:2019/10/26

概要・推奨  

  1. 早期産児の場合、出生後に経時的に脳超音波検査を施行し、出血や脳室周囲高エコー輝度(periventricular echo densities、PVE)がみられないか評価する。
  1. 出生後1~3週間は、PVEが嚢胞性病変(cystic PVL)に移行する時期であり、経時的な脳超音波検査が必要である。特にPVEⅡ度~Ⅲ度は、注意深く経過を追う。
  1. 退院時に脳MRIによる評価を行う。
  1. 痙性麻痺の症状は、乳児期以降にはっきりしてくることが多く、定期的な診察を要する。
  1. 入院中の頭部超音波検査や脳MRIで明らかなPVL所見が認められなかった場合でも、経過中に痙性所見がみられた場合は脳MRIを検討する。
  1. 診断確定後は、筋緊張亢進を緩和させる姿勢保持の指導も含めて、理学療法を開始する。
  1. てんかんを合併する場合もある。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、「概要・推奨」「重症度・予後」について修正を行った。


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