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肺水腫

著者: 久保惠嗣 信州大学名誉教授・地方独立行政法人 長野県立病院機構理事長

監修: 久保惠嗣 信州大学名誉教授・地方独立行政法人 長野県立病院機構理事長

著者校正/監修レビュー済:2019/06/28

概要・推奨  

  1. 肺水腫は心原性肺水腫と非心原性肺水腫に分けて考える(推奨度1)
  1. ARDSを見逃さないことが重要である(推奨度1)
  1. TRALIの治療には特異的なものはないが、酸素療法、人工呼吸管理を含めた早期より適切な全身管理を行う必要がある。
  1. REPEは発症した際には肺水腫に対する治療に加え、ステロイドの投与が有用とされている。REPEは予防できる疾患である。虚脱の強いまた期間の長い気胸に対しては、REPEを発症させないように慎重に脱気すべきである。
  1. HAPEの最も重要な治療は速やかな低地移送が基本である。高地順応やCa拮抗薬(ニフェジピン)、炭酸脱水素酵素抑制薬アセタゾラミド(ダイアモックス)の投与が予防に効果的とされている。
  1. 上気道閉塞後、NPPEが起こり得ることを認識する。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、REPEの胸部画像の追加および、NPPEについて加筆修正を行った。


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