肺胞低換気症候群およびCO2ナルコーシス :トップ    
監修: 桑平一郎 東海大学医学部付属東京病院
陳和夫 京都大学 呼吸管理睡眠制御学講座

概要

疾患のポイント:
  1. 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)の正常値は35~45mmHg(海外の教科書では37~43mmHgのときもある)であり、45mmHgまたは超えるときに肺胞低換気という。
 
診断:アルゴリズム >詳細情報 
  1. 動脈血ガスを測定し、PaCO2が45 mmHg以上を確認することが必須である。
 
原因の評価:
  1. 肺機能正常例は原発性あるいは中枢性肺胞低換気症候群を考慮する。自発的過換気を行い、血液ガスが正常化した場合は、原発性あるいは中枢性肺胞低換気症候群を考慮する。脳CT、MRIで中枢性肺胞低換気の診断または除外する。
  1. 二次性低換気の原因に、肺機能障害、呼吸調節の異常、呼吸筋力の低下あるいは疲労などがある。胸部X線写真、肺機能検査などで、肺疾患の有無を確認する。
  1. 慢性的肺胞低換気に関連する異常の分類:<図表>
  1. 肥満低換気症候群(OHS)の診断基準:<図表>
 
治療: >詳細情報 
  1. 肺胞低換気の治療としては原疾患の治療、管理とともに非侵襲的換気療法が行われることが多い。 エビデンス 

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

肺胞低換気症候群の評価のための検査
  1. PaCO2の正常値は35~45mmHg(海外の教科書では37~43mmHgのときもある)であり、45mmHgまたは超えるときに肺胞低換気という。
○ 本症を疑う症例では必須である。

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薬剤監修について:
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※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
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(詳細はこちらを参照)

肥満低換気症候群、原発性肺胞低換気症候群診断のための手順
慢性的肺胞低換気に関連する異常の分類
原発性肺胞低換気症候群の診断基準
著者校正/監修レビュー済
2014/09/08


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