月経困難症、月経痛

著者: 岩佐弘一 医療法人イワサクリニック

監修: 小林裕明 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科生殖病態生理学

著者校正/監修レビュー済:2021/02/03
参考ガイドライン:
  1. 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会:産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編 2020 

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概要・推奨  

  1. 強い月経痛を訴える若年患者に対しては、まず機能性月経困難症と子宮内膜症などによる器質性月経困難症を疑い鑑別診断を行うことが勧められる(推奨度1)。
  1. 機能性月経困難症の治療として下記のうち適切なものを使用する。
  1. 鎮痛薬(NSAIDsなど)、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)、またはレボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)を使用する(推奨度1)。
  1. 漢方薬あるいは鎮痙薬を投与する(推奨度2)。
  1. ジエノゲストが2020年から月経困難症治療剤として保険適用となった(推奨度1)。
  1. 器質性月経困難症では原因となる器質性疾患の治療が優先されるが、原疾患の治療が不要な場合、上記薬物理療のうち適切なものを使用する(推奨度1)。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 2014年にレボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)が、2020年にジエノゲストが月経困難症治療剤として保険適用となった。

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