子宮内膜増殖症 :トップ    
監修: 小西郁生 独立行政法人国立病院機構 京都医療センター
伊藤潔 東北大学 災害産婦人科学分野

概要

疾患のポイント:
  1. 子宮内膜増殖症は、細胞異型を伴わない子宮内膜腺の過剰増殖と定義される。
 
診断: >詳細情報 
  1. 診断において、重要なことは、それが異型のない子宮内膜増殖症か、あるいは異型のあるもの(子宮内膜異型増殖症)かを鑑別することである。まず、超音波で、子宮内膜肥厚の有無を確認する。閉経後の女性では5mm以上、閉経前の女性では20mm以上であった場合であった場合、異常を疑うべきである。
  1. 子宮内膜細胞診異常や子宮内膜肥厚ありと判断した場合は、内膜組織診によって確定診断を行う。また、子宮内膜異型増殖症やそれ以上の悪性病変が疑われた場合には、内膜全面掻爬による診断を行う。 症例   エビデンス 
  1. 子宮内膜増殖症の分類:<図表>
  1. 超音波検査:<図表>
 
重症度・予後: >詳細情報 
  1. 異型のない子宮内膜増殖症では、癌への進行率は、平均観察期間13.4年にわたり自然観察した報告では、単純型増殖症で1%、複雑型増殖症で3%とされる。また単純型、複雑型ともに80%が自然退縮している。 エビデンス 
 
治療: >詳細情報 

評価・治療の進め方

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

通常の診察
  1. 経腟エコーで、子宮内膜肥厚がないかどうかを確認する。
○ 子宮内膜病変を疑う場合、スクリーニングとして1)を行う。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

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子宮内膜増殖症の分類
著者校正済:2018/04/02
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