頸部細胞診異常

著者: 植田政嗣 大阪がん循環器病予防センター 婦人科検診部

監修: 小西郁生 独立行政法人国立病院機構 京都医療センター

著者校正/監修レビュー済:2018/02/28

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概要・推奨  

ポイント:
  1. 頸部病変を見逃さないためには検診が最も重要で、病巣部の的確な細胞診、組織診が不可欠である。
  1. 厚生労働省の「がん検診実施のための指針」では、20歳代、30歳代の2年に1回(隔年検診)が提言されている。ただし、検診受診率が低く、近年、20歳代、30歳代の子宮頸がん患者が急増しているわが国においては、とくに若年女性に対する毎年検診が考慮されてよい。
 
細胞診結果の評価: >詳細情報 
  1. 子宮頸部細胞診判定方法として、ベセスダシステム2001準拠子宮頸部細胞診報告様式(通称「医会分類」または「ベセスダシステム」)が定着しつつある。
  1. ベセスダシステムでは、標本の適正・不適正の評価に加えて、atypical squamous cell (ASC)、atypical glandular cell (AGC)など診断困難な異型細胞に対するカテゴリーが設けられている。 解説[2]。ハイリスクHPV検査が施行不可能な施設*1では、ただちに、または、6カ月と12カ月後の細胞診再検でASC-US 以上の場合[2]。2.子宮頸部細胞診がASC-H、LSIL、HSIL、SCC、AGC、AIS、adenocarcinoma、その他の悪性腫瘍のときは、ただちに行う[2]。(*1:ハイリスクHPV検査を保険医として実施するには一定の施設基準を満たす必要がある)'> 
  1. ベセスダシステムに基づく頸部細胞診異常例に対して、ハイリスクhuman papilloma virus (HPV)検査を含めた管理ガイドラインが策定されている。 解説[3]。2.細胞診でASC-USの場合に、コルポスコピー・組織診の必要性を判定するためにハイリスクHPV一括検査を行う[2]。3.CIN2/3治療後に病変の残存・再発の早期発見のためにハイリスクHPV一括検査またはHPVタイピング検査を行う[3]。4.生検によって確認されたCIN1/2の進展リ…

検査・処方例

※選定されている評価・治療は一例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。

通常の子宮頸がん検診ならびに精密検査例
  1. 原則として20~30歳代の女性を中心にすべての受診者に子宮頸がん検診を行う。

薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
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